正史編 賈龍 カリュウ

蜀郡の人。益州従事。

益州で馬相が反乱を起こしたときに、私兵数百人を率いて為の東にいたが、官民を配下として1000余人の手勢で馬相を撃破した。州内が安定したので劉焉を迎えにやった。劉焉が到着すると彼を校尉にした。

『英雄記』にいう。劉焉が自己の権力を示すために別のことにかこつけて州内の豪族を殺したため、任岐は反乱を起こしたが劉焉に撃破された。このとき校尉として防備していた賈龍は董卓に派遣された司徒の趙謙に説得され、劉焉を攻撃した。劉焉は勇猛で知られる青羌兵を繰り出したため賈龍は敗れ、殺された。

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