私評 金環三結 キンカンサンケツ

金環三結という不思議な名前の意味について、3つの可能性が考えられる。

@祝融夫人のところでも述べているが、三国志演義において南蛮編に関しては「五行」の概念が支配していると思われる。つまり金環三結は五行の「金」に配置される。

A金環三結の名前は、彼が3つの洞のリーダーを意味するもの。つまり、「金環三結・阿会喃・董荼那」という人をぶ(束ねる?)金環(リング)ということ?

B金環は「太陽」の意にもとれるので、兀突骨のところで述べた「南蛮=太陽モチーフ説」とも解釈できるかもしれない。

・・と深読みもできるのだが、演義における彼は所詮ただのザコであることは間違いない。しかも瞬殺。

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