沈思黙考

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8月31日(木)

「残暑を吹っ飛ばせ!ジャイアンツ恒例大花火大会」ということで、計7本のホームランが夜空に舞った。あれは阪神ファンにはたまらないだろうな。そういえば以前、某ページで「阪神席でジャイアンツを応援する非常識な子供」の話があったが、あれは早慶戦で慶応席に陣取る早稲田生のようなものであろう。慶応は早稲田ほど早慶戦熱が高くないため、慶応席は空きやすく、空いた席に早稲田生が陣取ることも多いとか。・・「早稲田生」とタイプしようとすると「わせ惰性」と変換された。なんか早稲田の濁り具合が反映されてて面白い。


8月30日(水)

もはやこの年になると、誕生日といってもあまり感慨がわいてこない。それはともかく、勉強のために図書館に行ったところ、そこで凄い本を発見した。その名も、「戦国の長嶋巨人軍」といい、志茂田景樹の作品である。あまりの面白さ(アホさ)に爆笑し、これの紹介コーナーを作ろうと決意。なんかこのページとは色が異なってしまうが、仕方ないかな。


8月29日(火)

夏休みの日記を英語で書く宿題が中学校で出ているようで、妹が和文の英訳の手伝いを求めてきた。が、「東京ビックサイトのコミックマーケットに行って同人誌を・・」「コスプレの人がたくさん・・」そんな英語知らないって!!


8月28日(月)

プチ錬金術発動。昔のパワフルプロ野球とか電車でGOを秋葉原の買取の店で売ったところ、5000円になった。自分の持ち物を売るのは初めてだったので、ソフトがお金に変わった時はドキドキした。この勢いで、昔のファミコンやスーパーファミコンのソフトも売ってしまおう。


8月27日(日)

本日は僕の家のそばの商店街にリオのカーニバルが来た。ニセモノではなく、本物のダンサーが来る毎年恒例のイベントである。板橋区とリオデジャネイロ市が姉妹都市かなにかなのだろうか。が、それを無視して本日は先輩や友人と上野で開かれている四大文明展の1つ、エジプト展を見に行った。ミイラの作り方とか、ピラミッドの作り方とか、なかなかためになった。が、現代の日本でミイラを作ろうとすると、おそらく死体損壊ならびに死体遺棄容疑で間違いなく逮捕されるだろう。残念。


8月26日(土)

ああ、相変わらずドラクエフィーバー。ソフトを買った高校生が若者に襲われてドラクエを奪われたばかりか、骨折して全治1ヶ月。そこで気になったのは、2大ロールプレイングゲームのもう1つであるファイナルファンタジーである。今回のドラクエは予約システムなどにより、今までのように手に入りにくいということはない。ファイナルファンタジーもそうだったはずだ。が、ファイナルファンタジーのときにはそんなフィーバーは起こらなかった。これはやはり、FFよりDQの方が人気があるということか。


8月25日(金)

正露丸という薬がある。昔は征露丸といっていた。日露戦争の時に国威を高めるために命名されたから征露丸なのである。が、太平洋戦争が終わり、「征露丸」はマズイということになり、「征」と同じ読みである「正」を用いることにして今の「正露丸」ができた。日本語の読み(特に漢字)は同じ物が多いためか、このような同音の文字を使ったすり替えは良く使われている。「このはしわたるべからず」という笑い話もある。が、すり替えが行われるうちに元の意味が不明瞭になり、構成の人が理解できなくなるという例も、正露丸のようにあるのではないだろうか。


8月24日(木)

アンディ・フグが亡くなられた。まだ35だというのに、早い死である。ご冥福をお祈りしたい。


8月23日(水)

何故ジャイアンツはあと1人の段階でピッチャーを交代したのか。斎藤を先発させ、桑田でしめるというドラマにこだわりすぎた監督の人災であるという感は否めない。結果的に勝利を目前とした斎藤にも、あと1人で代えられた岡島にも、打たれた桑田にも泥を塗ることになってしまったが、一番気の毒なのはホームランを打ったディアスである。ヒーローインタビューでディアスが笑顔で会話していたのに、ドーム内からの拍手が全く無かったように感じた。日本人がドラマ好きなのはわかるが、あの状況で打ったディアスは賞賛されるべきなのに。僕が観戦に行くときは、たとえ負けても最後まで残って相手チームのインタビューを聞くものだが。


8月22日(火)

昨日のことで納得できなかったので、友人と話しあった。で、結局出た結論は、「1.やっぱりドッペルケンガー」「2.分離したもう1つの魂魄(ジャンプ版封神演義)」「3.夢か幻覚」となった。化学科の人間が出す結論ではないような気もするが・・


8月21日(月)

今日、神保町に本の買出しに出かけた帰り、研究室に戻ろうと九段下発小滝橋行きのバスに乗った。途中で眠くなり、椅子に座っていたところ遠くのほうで「あれ、○○(僕のあだ名)じゃない」と声が聞こえた。親友の声である。そういえば、バスの後ろのほうに似た人が乗っていた気がする。その人は僕の肩を叩いた。「じゃあね」その声にはっと目が覚めてそちらを見ると、彼はバスを降りるところで、横顔が少し見えた。高田馬場2丁目、僕が降りるはずの停留所であり、彼の自宅のそばの停留所でもある。やはりあれは友人だったのだ。降り過ごした僕は次の停留所で降りると、彼の携帯電話にお礼の電話を入れた。「さっきは起こしてくれてありがとう。寝過ごして終点に行くところだったよ」「は?」「いや、さっきバスであったじゃない」「俺は今食事が終わったばかりで、研究室に戻るところなんだけど」「!?」結局、バスで会ったのは友人ではなかった。確かに彼に見えたんだけど。真夏のDay Dreamである。


8月20日(日)

レンタルビデオ屋に行って「Dragon ブルース・リー物語」を借りた。いやあ、映画って面白いですね(ちなみに、この映画自体はブルース・リーの一生を追う物語で、アメリカ物である)。闘いはやはり肉弾戦(素手もしくは刀)が格好良い!ブルース・リーを格闘家・父親・哲学者として見ていく切り口などはドキュメンタリードラマのようであり、アメリカ映画ということを忘れさせてくれる秀作といえる。時間が出来たら、次はブレアウィッチプロジェクトを借りたいものである。


8月19日(土)

東大三国志研究会のページを登録した。当初の目論見では、全国にある大学の三国志研究会を紹介したいと思っていたのだが、ホームページまで持っている三国志サークルはYahooを見る限り、2つほどしかない。ページは無いけど…という三国志サークルならけっこうあるのだが。あと各大学のページを見ていて気づいたのが、不思議なことにどこの大学もホームページを持っているのは「吹奏楽」「合唱」系が多い。全国音楽ネットみたいなのでもあるのだろうか?


8月18日(金)

本日、奥義を取得!・・もとい、たまたま成功。部屋の掃除中にハエが飛んでいたので、指示棒(よくプレゼンテーションのときにスクリーン上の説明に使うあの金属の伸びる棒。指示棒というのは今適当につけた名前。)を構えて居合斬り(僕は縦に斬るより、横に払う方が得意)をしたところ、見事にヒット。ハエをしとめたのである。いつもは新聞紙で叩いていたのだが、まさかあんな棒で当たる、しかも仕留めるとは思っていなかった。ソフトテニスをしていた頃に選球眼の特訓として、木の枝で小さな小石を打つ練習をしていた成果が今になって功を奏したのだろうか・・


8月17日(木)

また桃がダンボール1箱送られてきた。田舎に親戚が多いせいもあるが、これでふたたび食事の主食が桃になるのかと思うと少々気が重い。まあ、無いよりはあったほうがいいし、米を買わなくてすむから食費も浮くが・・


8月16日(水)

教育関係を目指す僕のスキルアップの一環としてエミールを読み始める。ジャン・ジャック・ルソーが社会契約論と同時進行で執筆したという教育哲学っぽい本。ただし、ギリシア哲学やキリスト教・西洋史を理解していないと本文の理解がしづらい面もあり、なかなか厳しいものがある。


8月15日(火)

父親(母親)が罪を犯して断罪された場合、以後本人が被害者に賠償なり謝罪するのはともかくとして、その加害者に子供がいた場合、その子供にも被害者に賠償・謝罪する義務ないし必要性はあるのだろうか。親を反面教師として反省するのと、実際に謝罪するのとは同格に見られるものなのだろうか?この時期、終戦記念日を迎えるたびに考える。歌や旗を巡るバカ騒ぎを50年も引っ張ったことも併せて、つくづく日本は海外との外交が下手だと思わざるを得ない。まあ、だからといって外国のものが全て良いとは思わないが。


8月14日(月)

部屋の大掃除の続きをする。こうしてみると、僕の部屋は意外と広かったということに気づく(6畳だけど)。荷物が前に積んであったせいで開けられなくなっていたタンスも開けられるようになり、魔界が一つ減った。それにしても、長い間の習慣により感覚が固定化することは恐ろしいものだと感じた。タンスも開けなければ開けられないで、無いのと同じ感覚だったし・・


8月13日(日)

ついに正史編改良工事が終わった。気づいてみると、劉備正史編だけでHP全体の10%の容量がある。さすが主役。それにしても、一度作ったものを改良のために作り直すというのはここまで辛い作業とは思わなかった。一度は完成したと思ったものなので、なかなか「新しいもの」にする気分が出ないのだ。漫画家が昔の話を単行本に出すときに、リメイクするのが面倒くさがって汚い昔のまま出すという話もよくあるが、こんな気分なのだろうか。今後の正史編はマイナー武将からどんどん攻めていくことにしよう(正史編の順に)。


8月12日(土)

今日は久しぶりに部屋の大掃除。いつも朝から夜まで研究室なので、こういう休みのときしか大掃除をする気が起きないのだが、休みになったら休みになったで掃除をするわけでもなく、休み5日目にしてついに決行。ゴミ袋にどんどんゴミがたまっていく。いらないソフトとかも中古に売ってしまおうかな。最も、古いものだから二束三文だろうが、無いよりはましだろう。


8月11日(金)

桃とスイカが送られてきたため、今日の晩御飯は桃とスイカに決定。というか、そうしないと食べきる前に傷んでしまうのである。結局、僕は今日一日で桃4個とスイカ約500p3を食べる羽目になる。つまみはキュウリのヌカ漬け。まるでカブトムシになったような気分である。一家そろって桃を食べまくる様子は圧巻であったであろう・・


8月10日(木)

思い立ったが吉日、というわけで、今日は朝から正史編の改良工事にいそしむ。現在午後6時。トイレと昼食を除いて連続8時間くらいちくま文庫の正史三国志を片手にパソコンと向き合っている。が、そろそろウチのLavieNXが疲れてきたのか、変換速度が異常に遅くなってきたうえ、かなりの熱を持ってきたので一旦休憩させることにする。さあ、夕食後も頑張っていこう!へばるなよNX!


8月9日(水)

この一週間の休みの間にとりあえず正史編の改良工事を終わらせることを決意。夏休みで皆、実家に帰ったりしているせいか、メールの返事がなかなか来ない。この時期はいつもそうなのだが、結構退屈する。


8月8日(火)

今日から学校の夏休み。早速一日目は昼まで寝て、起きたら起きたでボーッとしつつ、ごろごろしたりして、実に有意義な(?)怠惰な一日を過ごしました。こんなにゴロゴロした一日を過ごしたのは何ヶ月ぶりだろう。


8月7日(月)

今日は人生の大転換を迎える記念日になるかもしれない。詳細は冬にでも書くことにします。冬コミ参加じゃないっす。


8月6日(日)

今日は新宿の伊勢丹で開かれている「謎の古代文明展」とかいうところに行った。まあまあの中身だったが、いかんせん説明文が支離滅裂だったのが残念でしょうがない。短い説明文にしなければならないのはわかるが、あれでは前後の文章の意味がつながらない。理由の説明を省略して推論を述べられると、理解するのが苦しく、結局理解不能になってしまう。まあ、そこまで重い展覧会ではなく、軽いノリだったという感も否めないのだが。


8月5日(土)

最近お気に入りになったマラバールというカレーの店に行く。ランチタイムはナンが食べ放題なので素晴らしい。シナモンの隠し味が絶妙なハーモニーを奏でているエビカレーには大変満足した。この前食べたマトンも美味しかったが、味を比べたら僕の好みはエビに軍配が上がるだろう。味仙人も歓喜して黄金の舌を出す味である(このネタは通じるか?)。


8月4日(金)

以前読んだ本に載っていたのだが、新撰組の沖田か土方か近藤のうちの誰かの写真があって、それを見てみると、読売ジャイアンツの桑田真澄に似ているというのである。そうですか、新撰組には琵琶法師がいましたか。誰だったか確実に知っている、もしくは何の本だったか知っている人は教えてください。ガセでは無いと思うのですが・・


8月3日(木)

昼食を食べた後に学校に戻ると、門のところに籠が山積みになっていた。中をのぞいてみると、1つの籠の中に2匹のねずみ(体長20cm程)がいた。ちなみに僕は小さい頃からウサギやハムスターやねずみが大好き。ちょうど友人がいたので、「かわいいげっ歯類だね」と声をかけてみたところ、「ああ、今度使うことになって」・・・使うんですか。アイヤー。


8月2日(水)

夏の間は午前中(10:30)まで塾のバイトをやった後、研究室に行って夜まで実験をする日々が続いている。が、今日は塾が終わって荷物を置きにいったん家に戻った後、疲れていたので少し目をつぶろうと椅子に座ってウトウトしてしまったところ・・気づいたら17時じゃないですか!見事に無断欠席になってしまった。慌てて電話をして謝ったものの、全身から電流が流れるごとくとはこのことだ。


8月1日(火)

パララケルス島に関する考察(この名前を知らない人は、以下の文は読まないほうがいいでしょう)。パララケルス島は日付変更線の近辺にあるという地図から察するに、キリバス共和国のフェニックス諸島の西方にある島だと思われる。キリバスは英語圏であり、島の看板が英語だったことも納得できる。しかし、どうにも解せないのは、空港の規模。もしパララケルス島がキリバス領なら、キリバス首都からのチャーター便が関の山であり、少なくともジャンボジェット(しかも、あれはどうみてもボーイング機)が離着陸できるような国際空港があるわけがない。ついでに、ビザも無いのに滞在できるあたり、以下の結論に達した。パララケルス島は現段階で国連に加盟していない独立国である、と。ついでに日本との国交も無い。これならビザの件もボーイングの件もとりあえず納得できる。あー、ちなみにこれらは私の勝手な空想であるので、信じたり、突っ込んだりしないでね・・以上。

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