沈思黙考

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12月31日(日)

とりあえず、20世紀最後の日記。が、風邪を引いてしまって体調が最悪なことに加え、生徒に配るプリントが「下のクラスの生徒には難しい」とボツをくらって問題を作り直した為、気分も最悪である。21世紀は幸多からんことを。


12月30日(土)

もう30日なのか・・とりあえず塾の冬期講習が終わった。が、1月2日から再び講習が始まるので、その予習の為明日も塾に行ってテキストの予習やら、生徒に配るプリントやらを作らねばならない。本当に休めるのは1月1日だけか。そういえば世間では冬コミの時期だなぁ(このへんからして世間の感覚と外れている)。周囲でも冬コミに行ったという話をよく聞く。ああ、時間さえあれば僕も行ってみたいものだ。噂には聞く冬コミ、一度この目で見てみたい・・が、どうやら次の夏あたりから妹が出店を狙っているそうなので、そっち経由で情報を得られそうな予感。


12月29日(金)

塾から帰って家の大掃除の手伝い。が、そこで真実を発見。以前僕がカゼを引いた時に飲んだ薬の副作用でジンマシンになったと日記に書いたことがありました。が、実はあの薬は3年前に消費期限を迎えていたのです。つまり、薬効成分とか、体調とかは関係なく、そんな昔の薬を飲んだのが悪いんだよ!ということであっけなく解決してしまいました。何だか気が抜けた。


12月28日(木)

年末になると(特に今年は世紀末だからだろうが)過去の懐かしい映像とかを集めた特番が多く組まれる。僕の好きな珍プレー好プレーもこの時期だが、どこの局の作品を見ても似たような話が多い。有名な選手とタレントを集めでバカ話をし、何故か長島監督の昔の映像を引っ張り、好珍プレーも何故か昔のを放送し、今年の好珍プレーの映像はわずか。松阪や上原を追いかけるのは番組の趣旨ではないはず。セパ合わせれば1年間で相当な試合をやっていた。テレビ局が本気で作品を作るのならば、今年の試合映像だけで2時間もたせることも可能であろう。非常に残念である。


12月27日(水)

塾の正社員の先生の父親が病気になった為、急遽その先生が正月に帰省することになった。・・が、その代償として、僕が正月の講習に参加することに。え・・1月2日から授業があるんですか?4日まで休めると思っていたのに。結局、この正月で僕が休める日は12月31日と1月1日の2日だけとなってしまった。体力が持つだろうか。やっぱり寝正月。その前に掃除をする暇もないのが心配だが。


12月26日(火)

頑張って年賀状を書いてきたが、25日までに書き終わることが出来なかった。25までに出せば元日に間に合うとのことであったが。僕の新年として、年賀状は全て書いてからいっせいに投函するのである。そうしないと人によって年賀状到着にばらつきが出てしまい、不公平だと思うからである。が、結局今年は全員元日に間に合わないということになりそうだ。皆様、申し訳ありません。


12月25日(月)

本日はクリスマス。クリスチャンの友人が電話をしてきたので長話。メリークリスマス。あ、いえいえ、こちらこそ。・・え?中学生(女子)と映画を見に行った?まあ僕は別になんとも申し上げませんが・・は?プレゼントにダッフルコートとカチューシャを贈る予定?それはやめた方がいいと思います。ええ。親友として忠告させていただきますと。はい。
とりあえず彼の野望を一歩食い止めることが出来た。抑止スキルがあがった。今日のNHKスペシャルは生命操作の話なので楽しみだ。ビデオの録画もしてあるが、生でもきちんと見よう。


12月24日(日)

先日はサークルの先輩のお祝い飲みがあったのだが、その2次会のとき、UG兄の家で読んだファミ通が気になった。月華の剣士ドリキャス版が欲しい〜!サムライスピリッツのPS版はボタン操作が困難だったのだが、ドリキャスの操作性は悪くはないようである。というわけで早速アキバに遠征するも、秋葉原駅の超混雑ぶりに挫折。改札口を出るのにホームから行列ってどういうこと?あきらめて池袋のビックカメラに向かう。が、ここも混雑していて辟易。帰りに近所の中古の店に何となく行ったら中古ドリキャスが¥12000で売っていたので買い。中古だけど、新品より¥8000ほど安かったのが魅力。幸せは近くにあるものなのである。が、予算の関係でソフトを買うのはバイト代が振り込まれる以降。
結局ドリキャスを購入したが、断じてこれは来春のサクラ3への布石というわけではない。ましてやドリキャスカノンもいいなぁというわけではないのであらかじめ断っておこう。(説得力ゼロ?)


12月23日(土)

父方の実家は母方の実家の近くにあるので、ついでにそちらも訪れる。というか、本来は栃木が我が家なのである。今の東京は仮住まい。しかし、「栃木の田園調布」と自称している自治医大地区の自治体よ、そのセンス自体が田舎丸出しなのでやめて欲しい。ニュータウンなので一部板橋よりも都会風なところもあるのだが、そこで1人の少年に出会った。彼(幼稚園か小学生?)は何かを抱えてローラーブレードでアスファルトを滑走している。ああ、優雅だな。・・あれ?違う。彼が手にもっているものはスーパーカップとんこつだ。しかも食べてる!少年よ、物を食べながらローラーブレードをするのは危ないぞ。特に割り箸でインスタントラーメンを食べながらの滑走は危険極まりない。もし彼が事故っても、「舗装が悪いから躓いた」とかいって自治体の責任にされるんだぞ・・


12月22日(金)

本日は用事があって茨城の田舎(母方の実家)に行ってきたのです。が、せっかくの外出なのでプチリッチな旅行を楽しもうと決意。なんと大宮〜小山間で新幹線を利用。たった15分。ブルジョアー!プチリッチ万歳(マンセー)!・・さておき、実家は酒屋をやっているのでお手伝い。年末で各企業の食堂が閉まり電源が落ちるので、企業を回って食堂の自動販売機のビール類を全て回収するのである。自販機のふたを開け、裏にあるテストモードボタンを押すと、あとはお金を入れなくてもボタンを押すだけでゴロゴロ出てくる。これは楽しい。自分が飲むわけではないのだが、ボタン押し放題はなかなか気分が良い。回収し終わったらテストモードを解除。これを忘れると一般のお客さんでもフィーバーしてしまう。客は喜ぶだろうが。ついでに店にあったコピー機を借りてサークルの過去レジュメ集製作にいそしむ。


12月21日(木)

演義編の劉備改良すら終わらない。劉備は主役だから記述量も多いとは思っていたが、ここまで多いとは思わなかった。すでに正史編の記述量を越えているような気がするが、まだ漢中王のところである。少し削れるところは削っても構わないかなぁと妥協モードに入っており、「完全」を目指す理念との葛藤が起こっている。今年中に劉備は完成するのだろうか?(すでに妥協モード)


12月20日(水)

クリスマスのあたりにNHKスペシャル「世紀を越えて」の総集編をやるらしい。第一回は「戦争」、第二回は「生命操作」、第三回が「市場経済」についてらしい。これまでの作品をまとめてリニューアルした感じになるのだろうか?ビデオ録画決定である。テーマソングの「Beyond the century」もさることながら、最近のNHKは音楽(音響含む)・映像技術どれをとっても秀逸な作品が多く、ハズレが少ないので嬉しい。映像の世紀とかも面白かったけど。あ、あと海のシリーズも良かったなぁ。


12月19日(火)

ヤクルトの川崎が中日に移籍するとのこと。フリーエージェント制度が導入されてから大物選手の移籍が目立っている。選手にとっては自分の能力を高く評価した球団に移籍するのは当然のことなのだろうが、観客の側からすると、チームの顔となるべき選手が喪失しているような気がする。歳をとって元の球団から解雇され、別の球団で新境地を開くなら話はわかるが、中堅選手の移籍はファンがやっと彼を顔として認識した頃に起こるので混乱してしまうのである。組織への帰属意識というのはもはや流行しないのだろうか。


12月18日(月)

もう年の瀬。なのに年賀状をまだ一通も書いていない。というより、図案すら考えていない。毎年僕は普通のありきたりな「謹賀新年」とかの年賀状ではなく、一風変わったオリジナルの年賀状を出しているのだが、今年は受験があったせいもあり、作成作業が例年から比べて2週間以上遅れているのである。いつもはこの時期は住所書きや一人一人への文面を書いている時期だというのに。今年の年賀状は3日以降になってしまうかもしれません。・・ああ、またウェブページの更新が滞ってしまう。


12月17日(日)

この時期になるといつも思うこととして、女子学生の制服の非合理性がある。よく女子学生が短いスカートをはいて後ろを隠しながら階段を登るのを見る。その度に「隠すのなら、最初から長いのをはけばよいのに(別に豪快に見せろと要求しているのではない)」と思っていた。さらにこの時期は見ているこちらが気の毒に思うほど寒そうなのである。で、今度妹も高校生になるということで資料などを見せてもらっていたら、驚愕の事実を発見した。何と、校則で「スカートはひざより上にする(つまりミニにする)べし」とあるのである。え?スカートって、ひざ下じゃなかったの?彼女らは校則に従ってあんな寒い格好をしていたのである。なぜ改良しないのだろう?神経痛患者が増えるだけなのに。


12月16日(土)

本日はサークルの納会の日。無事、新幹事長の政権が発足し、ますますの会の発展を願ってやまない次第である。明日は同じ専攻の仲良し3人衆(言っていて恥ずかしくないのだろうか)とミニ忘年会。焼き鳥と日本酒の店、「力」で飲む予定。よって体力温存の為、早めに寝ることにしよう。


12月15日(金)

先日ストレートニュースというドラマを始めて見た(ちなみに最初に見たら、もう最終回だった)。しかも途中からなので内容は定かではないが、ある殺人事件が起こり、容疑者が捕まるが彼は自殺する。残された家族も心中するが彼は冤罪だった可能性が高い。主人公はその時生き残った被害者(冤罪の方?)の娘を引き取って育てており、真犯人に接近するというストーリー。実はその娘は被害者の妻と真犯人の間の子供であり、その重い事実を報道するか否かというテーマだったようだ。結局主人公はそれをニュースで報道し、冤罪で自殺した男と、マスコミに攻撃されて世間から孤立し心中した家族に詫び、マスコミの報道スタンスを問うという結末だったのだが、一つだけ不満が残った。真犯人は逮捕されるのだが、時効寸前まで逃げていた彼にはすでに妻子があり、幸せな家庭を築いていた。逮捕された彼は当然として、突然父(夫)が逮捕された犯人一家に対する後日談が無いのである。被害者の家族をマスコミから守っても、加害者の家族は守らないということなのだろうか?主人公は最後に真犯人の家族も世間による風評被害から守るべきだったと思うのだが・・


12月14日(木)

蜀人列伝の次の武将の紹介と平行して、これまでに紹介済みの武将の演義編の改良を始める。最初は劉備。さすが主役だけあって、演義での登場回数は半端ではない。いきなり挫折しそうな量である。とはいえ、男子たるもの一度決意したことはどれだけ時間がかかってもやり遂げなければならぬので、頑張ることにしよう。でも今週中は無理かも。年賀状とかも書き始めなければならないし・・


12月13日(水)

とりあえず合格。倍率は約3倍の入試試験だったのでヒヤヒヤしていたが、やれやれという感じである。今回受けた試験は教育学部の学士入学の試験。というわけで、今いる大学院はバッサリと切って、来年からは同じ大学の教育学部で学部3年としてやり直すことになりました。教師を目指すのに理工に居ても教育論は身につかないし、それを学ぶゆとりも無し。中退になるのは少し痛いけど、チャンスは今年しかなさそうだったので仕方ないでしょう。未練は無いので、今日からは化学者ではなく教育者として(目指すのは化学の教員だけど)生きていくぞー!


12月12日(火)

本日は平成12年12月12日ということで、記念切符を買った人もいるのではなかろうか。切符といえば、本日は都営地下鉄大江戸線が開通する日でもある。大江戸線という名前自体は悪くは無いと思うが、第一候補の「東京環状線」をどこかの知事が強権発動で蹴散らして決めた名前なので、一概に万歳はし難い。まあ便利な電車が出来たというのは嬉しい。秋葉原も少しだけ行き易くなったし。


12月11日(月)

試験勉強で無理をしていたが、試験前はその緊張の為、何も感じなかったのだろう。試験終了後、その反動で一気にリミッターが開放されたのか体調を崩して風邪を引いてしまった。今日は音楽を聞きながら一日自宅静養をすることになる。この歳になって風邪を引きやすいというのは我ながら困ったものである。教員を目指す人間としは少し致命的かもしれない・・(生徒は休講が多いと喜ぶかもしれぬが)


12月10日(日)

とりあえず試験終了ということで、今日はのんびりウダゴロして過ごす。先月は試験勉強などでここの更新が日記以外ほとんど出来なかったから、今月は本腰を入れてウェブページの更新をする予定。まずは演義編の改良から始めるとしよう。


12月9日(土)

ゲンかつぎということで、朝からトンカツを食する。昨日母親が買ってきた買い物袋には30円の駄菓子のカツが入っていたが、それは単なるお茶目のようだった。本当に駄菓子カツが朝食だったらギャグとしては面白いのだが。で、試験会場に向かう。
ムム、出題傾向が今年から180°転換している。これまでは重い論文1本だったのが、軽い小論文の集合形式だ。むしろ僕はこっちの方が楽。陣形を鶴翼の陣に切り替えて、知識をフル稼働し、テストに一斉攻撃を仕掛ける。ザシュ!うん、手ごたえあり。殺(と)ったな。
こんなにテストを楽しいワクワク気分で解いたのは久しぶりだ。まあ人生がかかっているわけだし、気分が昂揚していたのだろう。おそらく僕の勝ち。・・でも、負けてたらどうしよう。


12月8日(金)

試験の前日はラストスパート!ということでおやすみなさい(爆)。あ、いえ。僕は起きて数時間しないと調子が出ないので、翌日の試験が朝早いときは、夕方に寝てしまい、夜中の3時頃起きて、そのままテストに臨むのです。中学生のときからこの習慣なのです。どうせテストが終わっても、週末なので体内時計のリズムは日曜日に戻せるということで。・・とはいっても、もう23なので体力の方が心配。人間の能力は20過ぎたら下り坂といいますしね。


12月7日(木)

気分転換モードを勉強モードに切り替える。残された明日は小論文のまとめにかかるとして、今日で情報収集は完全におしまい。あとは明日情報の整理・総決算を行って試験本番。これまでの勉強法は良かったのだろうか。自問自答。ちょっと緊張。明日はサークルに顔を少しだけ出して気持ちを落ち着けようかな。・・その時間的余裕があればだが。


12月6日(水)

とりあえず関興・関索だけでも仕上げてみました。関兄弟は正史編がほとんど無い分、演義編が充実しているが、これで正史も演義も充実している武将の場合、ページ作りがいつもの2倍近い労力になってしまう。まあ、完全を目指すなら仕方ないが。よって、ただでさえ遅い更新がさらにスピードダウンするかも・・?
っていうか、テストが土曜日だというのに、こんな現実逃避していいのだろうか。ついつい気分転換したくなってしまうのだが。


12月5日(火)

これまで「蜀人紹介」のコーナーは正史編をメインでやってきたが、考えてみれば三国志演義(≒吉川&横山三国志)だって完全に把握している人はそんなに多くないわけである。演義編の方は「演義は知っているだろう」との前提で軽い紹介にとどめていたが、演義での詳しい活躍を知りたい人もいるかもしれないし、データベースのウェブページを自認する以上、演義もきちんとやっていった方が良いと思われる。よって、今度からは演義編もきちんと演義に沿った紹介(+軽口少々)にしていく方針でやっていこうと思う。


12月4日(月)

再びルソーのエミールを読む。前回は途中で挫折したので、リトライである。ルソーは中世フランスの人であるが、当時のフランスの貴族社会の状況は現代の日本に似ている点も多く、考えさせられる。さすがに現代社会から見れば笑い話のような風習もあり、一概に当時の教育論が今に通じるものであるとは言えないが、通じる部分が無いわけでもないということである。実際は、エミールのような聖天子のような子供に育てるのは不可能だとは思うが。


12月3日(日)

起きたらお昼。これはアキバ遠征などと悠長なことを言っている場合ではないな。できれば10:30くらいにアキバに着いて、いろいろ散策したあと昼を食べて帰宅する計画だったのだが。長期部屋片づけ計画の一環として、今日はCD・MDの類の整理を行う。何故か妹のラックに僕のCDが入っているので没収し、逆に僕の部屋に妹のが置いてあったりしたので元に戻す。まあ、CD・MDデッキが1つしかなくて妹と兼用しているからゴチャゴチャになるんだろうな。日曜日くらいは勉強を忘れてそれ以外の事をするもの悪くないだろう(後悔するかも・・?)。


12月2日(土)

大事な試験を来週に控えているため、どうもテンションが異常に乱高下している。きちんと前もって試験対策やら勉強やらはしてきたつもりで、あとは本番を迎えるだけなので落ち着いている心と、疑心暗鬼に陥って不安で不安でたまらず、それをごまかすためのハイテンションな心が混在している。とりあえず明日は気分転換の為にどこかに行こうかな。アキバとか・・


12月1日(金)

自転車で下り坂を下っている最中、坂を降りきったところにある十字路に右方向からワゴン車が来ているのが確認できたので右ブレーキ(前輪の摩擦ブレーキ)を握った。・・プチン!と何かがはじける音がしてブレーキが切れた。「!!??(声にならない声)」慌てて残った左ブレーキと両足で踏ん張り、ギリギリ1mほど手前で止まることができた。ワゴンは当然そんなことには気づかず、減速もせずに目の前を通っていったが、もしもブレーキが切れるのがあと2、3秒遅かったら、間に合わずに激突していたに違いない。人生の分かれ道などというものは、案外身近にあるものである。

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