沈思黙考

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2月28日(水)

ふと気になったことがある。ハワイ沖で沈没したえひめ丸のことに関してである。結局船は海底から引き揚げられるのかどうかも焦点の1つとなっているが、ある記事で、船乗りの意見として「海に転落した人がいた場合、日本の船が一番長くその場に残って捜索活動する」というものがあった。確かに日本人は遺体を引き取って一族の墓に入れる。遺体を置き去りにする習慣はあまり無い。その証拠に、自然葬に対して抵抗を感じる人の割合は結構多い。遺族側とアメリカ側の態度の違いは、これによるものではなかろうか。アメリカ人が「遺体の回収」を日本人ほど重んじていないから、遺族側と当然心情的な差が出る。双方が「あたりまえ」と思っている内容(価値基準そのもの)が違うので感情の摩擦が起こっているのではなかろうか。


2月27日(火)

教育学部への学士入学が決定したことにより、本日、正式に大学院理工学研究科に退学届を提出。ふう。新しい戦いの日々が始まる予感。けど、ハードになればなるほど、苦境に立たされるほど、周囲が強力な相手であればあるほど、僕自身の中にから燃え上がる何かがある。ビバ闘魂&根性。・・プロレスはあまり好きじゃないけど。まあ頑張っていくべかな。


2月26日(月)

準社員並みのコマ数で奮闘していたせいか、普段の月の2.5倍の給料が振り込まれていた。マンセー。3月第2週になると中学校の期末試験も終わり、少しは楽になるので旅行に行きたいものである。あ、それまでに借りてたゲームを進めないと・・


2月25日(日)

2月10日以来、月火水木金土と週6日勤務が続いている。このまま3月3日まで帰宅が深夜0時を回りそうである。今年は就職やらで準社員やバイトの講師の退塾が多かったせいで、全てその仕事を僕が背負っているのである。昨日はつい感傷的になってしまったが、先輩!辞めるのなら、募集している次の社員が実際に来る3月第1週まではいてください。ついでに、理系ばっかり3人も辞められるとバランスが・・・文系の講師の代わりはいても、理系は少ないんです。中学の理科を教えられる人、本気で募集。


2月24日(土)

僕がバイトを始めてからずっとお世話になってきた先輩が、教員採用されたことでバイトを辞めることになった。あと数年後、僕も晴れて教員になれるのだろうか。先輩と自分をついつい比較してしまう。駄目だ。若さ以外とうてい及ばない。もっとも、現在、専任講師の初任の平均年齢は28歳前後という話を聞いたことがあるので、若くして採用なんて夢のような話とはわかっているのだが。


2月23日(金)

僕が作成した都立の予想問題5問のうち、4問が実際に出題されるという快挙を成し遂げ、塾長から誉められた。特別手当3000円。ああ、これが正社員とかだったらボーナスがボーンと出るんだろうなぁ。バイト学生の身分では仕方ない。そもそも100万超えたらやばいし。


2月22日(木)

「バナナはおやつに入りますか?」遠足前の質問としてはお約束のものである。誰かが必ず言わないと、遠足の気分がしないほどである。が、これを言い出したのは誰なのだろう。都市伝説は一般に出所が不明だが、これもその可能性がある。もっとも、バナナは昔は高級食であった。今でこそリンゴやミカン以下の値段だが、現在のマスクメロンに匹敵する時代もあったのである(しかも戦後になっても)。なので、昔はバナナがおやつというのは信じられなかったのである。今で言えば、遠足にマスクメロンを持ってくるようなものだ。おそらく、バナナの価値が低下するに従い、高級食から一般食へ移行する過程でこの都市伝説は生まれたのではなかろうか。


2月21日(水)

今日は東京の都立高校入試日。僕が予想した範囲は出題されるのか。それにしても、予想問題作成なんて、範囲予想に成功してなんぼ。はずしたら怒られるだけで、実に割りの合わない作業である。そのせいか、起きたときからずっと胃が痛い。胃薬を飲んで今日は早めに寝たいところである。


2月20日(火)

コーエーの決戦Uのゲーム紹介の記事を雑誌で読んだ(実は見るのは初めて)。「『三国志』をテーマにした大スケールのシミュレーションゲーム。劉備の恋人・貂蝉が曹操にさらわれた!劉備は愛するもののために戦場に向かう!」とある。・・・へ?どういうゲームですか。決戦Tのときはもう少しまともだったような。というか、完全なパラレルワールド。三国志と同姓同名のキャラが出てくる別のゲームと考えた方が良いかもしれない。


2月19日(月)

目が覚めたら視界の隅に動く物体を発見した。よく見るとジャンガリアンハムスター。すわ2匹目ゲットか!?と思ったが、野生のハムスターが僕の部屋にいるわけが無く、どうやら妹がエサをあげたとき、カゴの蓋の閉め方が甘くて逃げ出したようだ。ただちに捕獲。そういえば初代ハムスターのときも同様のことがあり、そのときも「よっしゃー!2匹目!!」と叫んだ覚えがあり、自分の非成長度に愕然。


2月18日(日)

高校時代の同期生9人と飲み会をした。が、今度の4月の段階でも就職組は2人。大学6年生が2人。残りは大学院生(あ、僕は大学3年だ)。それにしても何て就職組の比が少ないのだ。サークルも決して就職比が高くなかったが、高校の同期のほうも負けていない。皆さん勉強が好きなんだなぁ・・(違う?)。


2月17日(土)

ふう・・塾講師にとっての1年が終わった。塾講師の1年は実質的に受験で終わるのである。が、突然不幸なメモが。同僚が病気で入院するため、来週は月〜土の週6でやってほしい・・そんなバカな。せっかく休めると思ったのに。また塾ばっかりでHP更新がさらに遅れてしまう。収入は増えるので文句はいわないが、時間というものは欲しいときには無く、どうでもいいときに余っているものだと実感。


2月16日(金)

目が覚めたらもうお昼であった。何だか、一日の半分を無駄に過ごしてしまったような気がする。今日も塾。明日も塾。でも、土曜日でとりあえず僕の担当の生徒は全員おしまいとなる。彼らが希望の高校にいけることを願うばかりである。受験が終わると少し楽になるから、久しぶりに一人旅にでも出ようかな。北へ・・・


2月15日(木)

本日は久しぶりに早く帰宅できた。こういう日はさっさと寝てしまい、体力を回復させて、明日の活力源とするのが一番。というか、疲れているので考えが頭にまとまらないのです。


2月14日(水)

バンアレン帯 (Van Allen Belt )  別名 放射線帯( Radiation Belt) 

 地球を取り巻く様に存在する高エネルギー荷電粒子の帯状の構造で、発見者の名を冠してバンアレン帯と呼ばれる。バンアレン帯は地球に近い内帯の部分と、その外側に存在する外帯の二つの部分に分けられる。内帯は地表 1000 kmから1万kmの高度に主として数MeVから数 100 MeVの高いエネルギーをもった陽子が地球磁場によって捕捉された領域で、外帯は地球の中心からその半径の 2 倍から 7 倍の高度に位置し, 40 keVから数 10 MeVの電子と陽子によって構成されている。磁気嵐の時等に磁気圏尾部で生成される加速粒子がバンアレン帯の夜側外縁に注入されるが、その後、磁気圏の内側に輸送される際、断熱的な加速を受けて、高エネルギー粒子が生成されると考えられている。(宇宙工学用語の解説ページより)


2月13日(火)

かねてから計画していた実験をやってみた。光通信を用いた糸無し糸電話(?)、名づけて「糸無し君1号(オイ・・)!」。名前はともかく、実験そのものは生徒になかなか好評だったようで良かった良かった。一応簡単に原理を説明したものの、実際に目で見ると、やはり不思議なようで、詳しい原理を知りたがる人もおり、結局帰宅は夜中になってしまう。睡眠時間が欲しい。


2月12日(月)

起きたら10:00。昨日と今日で僕は何時間寝たことになるのだろう。とりあえず課題であった吉川三国志に目を通して、家の手伝いをして午後には東京に戻った。その足で秋葉原に出かけ、色々とお買い物。太陽電池とミニプラグを購入。店では、プラグを売って43年という職人の域に達したおじさんにプラグについての薀蓄を教わり、知識が3上昇した。


2月11日(日)

田舎に行って来た。が、塾のバイトで体力が相当低下していたためか、到着するなりすぐ寝てしまい、起きたら夕方の6:30だった。一体僕は何しに田舎に行ったのだろう。寝たのも23:00前後だった。


2月10日(土)

紙コップの底を切り抜いて、金紙をピンと張った状態で貼る(薄い方がいい)。あと、太陽電池のパネルをラジカセとつなぎ、懐中電灯(できれば強い直進光が出るもの。レーザーポインターでは少し弱い)を用意すれば準備完了。紙コップの底の金紙に懐中電灯の光を当て、その反射光がソーラーパネルに当たるようにセットし、その状態で紙コップに声を出すと、ラジカセから声が出るのである。要するに糸電話の要領である。10mくらい離れていても成功するらしい。さっそく実験してみよう。


2月9日(金)

10人中10人に納得してもらえる授業は本当に難しい。僕の授業を良いと感じて、学年が代わっても担当が僕であるように塾長に頼んだ生徒もいてくれた反面、どんなに説明を頑張って、盛り上げた授業をしても、最初から最期まで寝てしまう生徒もいる(理科・数学を毛嫌いして寝てしまう生徒は女子ばかりなのは気のせいだろうか)。来週の火曜日は中3の最後の理科の授業。最後くらいは全員に楽しんでもらうべく、何か面白い実験でもしてみようかな。今考えているのは、コードレス糸電話。アキバに行って材料を買ってこよう。♪アキバ♪アキバ(行く口実が欲しかったのか?)。


2月8日(木)

おおお・・ついにハムスターが僕の手でエサを食べた。これまでは警戒のあまり、どんなにエサを近づけても僕がエサを置いて去るまで手をつけなかったのが、僕の手からエサを奪って食べるようになったのだ。次の目標は、僕の手から奪い取らず、手の上で食べてくれることである。ただし、僕の指をかじるのはアウト。(過去にやられて大出血の経験あり。動脈だったなぁ、あれは・・・)


2月7日(水)

もうそろそろ趙雲の紹介が完成。それを期に、少し装飾を改良してみることにしました。メインである蜀人紹介が遅れてしまうのは痛いですが、見てもらう人に見やすいページを作るのも僕の使命なので、装飾変更を優先課題とすることにしました。なので、おそらく2ヶ月くらいはメインコンテンツの更新は出来なくなると思います。4月から学校が始まると大掛かりな改良がやりにくく(時間的に)なるので、その点も考慮しました。蜀人紹介を待っている方(もしいれば)には申し訳ありませんが、もうしばらくお待ちください。


2月6日(火)

東名高速でダンプが車に突っ込んだ事故の裁判結果が出た。判決は4年。妥当な線だそうだ。被害者は目の前で子が焼死するのを見ており、その無念さを考慮すると4年は短いとする訴えもあるようだが、他の事件との公平性を考えて出た結論らしい。裁判官に敬意を表すべきである。オウム事件のとき、テレビの街頭インタビューで、一般市民が「信者なんて理由が無くても逮捕してしまえばよい」という発言をして、周囲も同調していた。これ以来、感情的になりやすい国民のアホさかげんはたびたび見受けられるので、一時的な激情に惑わされず、現行の法律の中で公平な判断を下した裁判官の能力は大したものである。同時に、裁判官は悪質な交通事故の場合の量刑の改正を求めたので、早期の議論が待たれる。


2月5日(月)

ハムスター用床材として買ったウッドチップの中に尖った枝が混じっていたので、カゴの中に手を伸ばして取り出すことにした。が、すぐそばにクロ(ハムスターの名前)がいたのに気が付かなかったので、ハムスターの眼前に手を出すことになってしまった。来たばかりの子ハムで慣れていないため、相当驚いて空中2回転をして横に転がるように跳んで逃げた。そこまで驚かなくても・・ああ、寿命が縮んだろうな。シクシク。


2月4日(日)

完全にハムスター日記になってしまう。が、本日もハムスター中心の生活。本屋やインターネットで適切なハムスター飼育法と、冬の寒さ対策を講じる。これまでのハムスターは2年目の冬を越すことが一度も出来なかったので、今回こそ3年目の春を迎えさせてやりたいものである。


2月3日(土)

ついに来た!名前はクロ。黒いジャンガリアンだから。子供だからまだ人間がベタベタ触っては駄目だそうだ。そこでカゴの外から眺めてみる。寝てる。おお起きた。新しい住居を眺め回している。・・・・・・気付いたら1時間。カゴの前で1時間も眺めていたようだ。非生産的なことをしてしまった。


2月2日(金)

ああ、肩透かし。妹の友人が風邪で学校を欠席したそうで、ハムスターを貰いに行けなかったらしい。家の場所を知らんのか・・というわけで、現在の僕の頭はハムスターでいっぱい。寝ても覚めてもハムスター。


2月1日(木)

いよいよハムスターが明日到着する。我が家ではこれまで3匹のハムスターを飼ってきた。高校2年の秋に初代ハム。大学2年の秋に2代目ムー。大学4年で3代目シロである。初代を除き、全て冬の寒さが原因で死んでいる(我が家にはストーブもコタツもガスヒーターも無い)ので、ひょっとしたらハムスターのためだけに暖房を購入するかも。

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