沈思黙考

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4月30日(月)

しっかし可笑しい話である。全ての現象は単一の要因に帰結できず、複合の要因が相互に影響しあって起こるという説が一般化しているこの時代に、未だに「不登校をする子供は全く悪くない。管理教育が諸悪の根源である」という古いステレオタイプに固執している人間がいようとは。喋っていて、いいかげんこっちが疲れてしまった。都合の良い情報のみ使い、都合の悪い情報は切り捨てる論法にはうんざりである。バカばっか・・


4月29日(日)

化学仲間と飲みにいく。とりあえず彼らも来年の身の降り方が決定したようであり、一安心である。僕は教育学部に転入したが、修士課程に進むかは年齢的にも財政的にも迷っていた。が、友人は化学の博士課程に進むという。研究してスキルを身に付けるのは確かに今しかない。僕も修士課程を狙ってみようかという考えがよぎった。結論は・・あと1年以内に出さざるを得ないが。


4月28日(土)

学校の中庭でパンを食べていた。そこはオープンカフェのように、円卓が複数置いてある開放的なスペース。と、目の前にスズメが飛んできた。スズメは円卓の中央、僕の目の前40cmあたりのところに降り立ち、僕をじっと見ている。僕が食べているチーズパイを狙っているのだろうか。ちぎってやりたいとも思ったが、日光のサルのことも考え、パイを与えるのは止めた。スズメが2,3歩僕のほうによって顔を覗いてくる。30秒ほど見つめあった後、スズメはそのままピョンピョン跳びはねながら地面におり、飛んでいった。鳥をこんなに間近に見たのは初めてだ。・・しかし、周囲から見れば、スズメと向き合って沈黙している光景はどう映っただろう?


4月27日(金)

帰りの埼京線の車内で老人が世間話をしていた。その老人は国鉄赤羽線(埼京線の前身)が設立されるときに立ち退かされた住民だったらしい。抵抗したものの、当時は政府の力も強く、強引に(本人談)押し切られたとのこと。せめてもの抵抗として、埼京線沿線に住みながら、この数十年間1回も利用しなかったらしい。が、21世紀になったから過去を清算すべく、埼京線を利用することにしたとのこと。人生は実に色々である。乗客の数だけ人生ドラマがあるものだ。
成田空港の土地問題で、反対派の人はやはり空港を利用しないのだろうか・・?


4月26日(木)

今日は滅多に行かないスーパーが安いと聞いて、自転車で出かけることにした。学校やバイトに行くのとは別の方角である。小学生のときは登校班で毎日通っていた道だが、最近は全く通っていなかった。通り道にくぼ地があり、その部分だけ少し下ってまた登る坂道になっていた。そういう地形だったのだろう。が、今日通ったときに違和感に気づいた。坂が無いのである。どころか、窪地も無いのである。どうやら道路工事の関係で窪地に土を入れて平地にしてしまったらしい。坂道が気づいたら平地になっていたのにはさすがに驚いた。


4月25日(水)

僕は最近まで、今日がこのサイトの一周年記念だと思っていた。このサイトを作り始めたのがこの日だからである。ただ、よく考えてみると、人間の場合、卵が受精した日(生命が発生した日)を記念するわけではない。胎内から出てきた日を誕生日と呼んで祝っている。そこで、このサイトの一周年は、一般公開を始めた7月4日なのである。よく見ると、ホームページにも「Since 2000/07/04」と書いてあった。そこで、今日は暫定的に発生記念日と呼ぶことにしよう。別にイベントを催すわけでもないが・・・


4月24日(火)

バスから降りたとき、僕の直後に幼稚園くらいの男の子が「ありがとうございました。また乗せてください」と言いながらタラップを降りた。その言葉を背中に聞き、体中に電撃が走る思いがした。万物に対する感謝の気持ち。いつのまにか感じることすらなくなっていた気持ち。置き去ってしまった大事な何かをその言葉の中に感じるような気がして、思わず天を仰いだ。一歩立ち止まって、後ろを振り返ったとき、何か見えるものはあるのだろうか?あっていて欲しい。


4月23日(月)

僕が過去にサークルで発表したレジュメを少し手直ししてここのサイトに掲載してみようと思う。もともとサークルの内部発表だから問題ないと思うし、堅い論文でもないからサークルと版権でモメることも無いだろう。いくつか蜀以外のものもあるが、全部公表してしまおうかな・・いや、サイトの趣旨からしても、蜀関連のレジュメだけにしておこう。もしそれ以外のを見たい人がいれば三国志研究会に来てもらえばいいわけだし(笑)。


4月22日(日)

昼過ぎに起きるが体調は相変わらず最悪のようだ。明日からは大学の授業も始まるので、部屋の掃除をゆっくりしながら過ごすことにする。買い物等に出かけたかったが仕方ない。明日、学校帰りによることにしよう。


4月21日(土)

寝不足に加え、もともと風邪気味であったが、それをおしてサークルの新歓コンパに出かける。今年の新入生はなかなか有望そうで良かった。その後、サークルのOB会のほうの飲み会に出席。有意義なときをすごす。が、さすがに体調不良が効いてきて、一次会で帰宅することにした・・が、自転車をこいでいて(高田馬場→板橋)次第につらくなってきた。体がだるくなり、意識も朦朧としてくる。自転車の直進性もおかしくなり、ふらふらしてきた。気合と根性で帰宅し、すぐ就寝。最後のほうはあまり覚えていなかったりする。よく帰宅できたものだ。


4月20日(金)

部屋が散らかってきた。片付けても片付けても、僕自身が不精なためかすぐに汚くなってしまう。日に日に畳が見える面積が狭くなっていくし(爆)、畳が全て埋もれてしまう事態だけは避けないと。・・その前に家族に怒られてしまう。


4月19日(木)

サークルの例会にいつでも発表できるようにレジュメを製作中である。使う機会が無ければ無かったでここのHPに掲載すればいいわけなので、損ということは無い(蜀に関するレジユメ)。図書館に行って正史・漢書に目を通したり、論文集を引いたり、楽しい作業である。資料を集めてデータをまとめ、論文(・・と呼べるほどの代物でもないが)にまとめる。やっているだけで気分が高揚してくる。やはり根っからの研究者なのだなぁと思う。


4月18日(水)

ジャイアンツの投手陣の起用法がとりあえず安定してきたようで安心である。まあ、僕は長嶋監督ほど左の野村を信用しておらず、左の中継ぎなら小野か柏田で十分な気もするが。遅咲きの大器と言われた岡島が化けたので、未完の大器2号の小野も使っているうちに化けるかもしれない。平松は・・まだ敗戦処理だろうか?


4月17日(火)

毎回録画するつもりでいたのに、放映3回目にして早くも録画準備を忘れて学校に行ってしまったため、見ることができなかった。ジャングルはいつもハレのちグゥ。しかも今回は左手を細切れにした後で再生する話だったのに・・実際のアニメで手が再生するところを見たかった。妹も準備を忘れたのに気がついて急いで帰宅したが間に合わなかったとのこと。仕方あるまい。


4月16日(月)

今日は先日同様、前からほしいと思っていたDA PUMPのベスト盤を手に入れ、帰宅後はやはり聞きまくっていた。DA PUMPをカラオケで歌うのは僕の声質・技量ではつらいので歌えないのが残念だ。DA PUMPで好きな曲といえば「if...」「Com'on ! Be My Girl !」「We can't stop the music」の3つである。


4月15日(日)

前からほしいと思っていたポルノグラフィティのアルバムとシングルのサウダージを手に入れた。一日中聞いていたのでラーニング完了。好きな曲のトップ3は「サウダージ」「Century Lovers」「アポロ」といったところか。とりわけサウダージが大好き。先月、友人がカラオケで歌っていたのを聞いて気に入ったのである。・・というか、ポルノグラフィティの存在をそのカラオケの時にはじめて知った。どうも流行に疎いなぁ。一応ヒットチャート番組とかを聞いているのに。マルチメデイアカウントダウンとか(爆)・・・


4月14日(土)

道路で前から歩いてきた中年男性がタバコを捨てた。これは比較的良く見る光景である(良いことではないが)。が、問題は投げる方向。普通、下にポイッと落とすように捨てるはずではないだろうか?しかし彼はオーバースローで前に投げ捨てたのである。おりしも風が吹き、火のついたタバコが僕の顔めがけてカーブしてきた(野球で言えばスクリューボールだが)。何とか避けた僕は彼をにらもうとしたが、奴はそのまま何事もなかったかのように去っていって、にらみようもなかった。釈然としない。


4月13日(金)

ここしか時間割が空いていなかったので入れざるを得なかったK先生の英語がどハマリの科目という情報を入手。だから授業にきていた生徒が9人しかいなかったのか。どうもおかしいと思った。2時間目から6時間目まで授業がびっしり。その4時間目に莫大な予習量を必要とする英語があるのは少々きつい。英語は苦手だ〜


4月12日(木)

先日気合が上昇していたのに、もうヘバった。ここ数日の気候の急激な変化により、風邪を引いて高熱でダウン。情けない限りである。今日一日安静にして、明日から再び100%の力で勉強しよう。


4月11日(水)

いよいよ学校が始まった。若い人たちの間に混じって授業を受けると言うのはなかなか奇妙な感じがあり、何となく違和感もあるが、そもそも学士入学とはそういうものなので贅沢は言うまい。まあ、僕は外見的には彼らと同年代に見える(?)らしいので、外から見る限り違和感はないようだ。これから2年間頑張ろう。


4月10日(火)

知らなかったから許されるわけではない。知らないことは罪なのである。・・というか、恥ずかしい。日露戦争のとき、日本海海戦で使われて一躍有名になった「Z旗」について、僕は今日まで「旗に『Z』と書いてあるから『Z旗』である」と勘違いしていたのである。うわぁ、本当に間抜けだなぁ。他人に言わなくて良かった。実際のZ旗は黒・黄・青・赤が交差したデザインの旗だったとは。


4月9日(月)

今日は時間があったので、サイトのプチ更新をちまちまと行う。誤字・脱字を訂正したり、漢字の表示が少しズレていたのを改善したりと、細かい作業ばかりである。おかげで目が赤くなって涙が出てしまった。あといくつか表示されない漢字を見つけたので、早急にJPEG画像を作って補填しなければならない(魏将の許チョとか)。


4月8日(日)

とある経由でうちにCD−Rがきた(他人のお古)。おお、これが噂の窯と言うものなのか。うちの工房では何を焼いてみようかなぁ。4倍速だからスピード面では不満もあるが、CD−Rであることには違いない。新しい装置とかが自分のところに入り、それを始めて使うときのワクワク感。・・と思ったら、肝心のディスクを買い忘れた。明日学校の帰りに秋葉原でも行こうかな(別に地元でもいいのだが)。


4月7日(土)

塾の春期講習も終了し、本科の授業からは僕は本校に戻って中学2年の数学をメインで教えることになる。春期講習中に教えていたのも中2の数学。ライバル同士を僕が両方教えると言うのも変な気分である(やはり支校と本校は互いにライバル視している)。さあて、本社校の講師として、迎撃態勢を整えることにいたしましょう。


4月6日(金)

大学の事務が容量オーバーを起こしていた。科目登録の相談所窓口の数に対し、生徒が多すぎるのだ。僕も5分で終わる内容のためだけに、16:00〜18:30まで行列に並んでいた。僕の後ろにも100人近く並んでいたから、最後の人は何時になっただろう。さておき、この日はサークルの花見があると聞いていたので、寄ってみることにした。
言われた場所に近づくと、「学生注目!!」の声がする。ああ、学生って若いなぁ・・さて、うちのサークルはどこかしら?と思ってよく見たら、そこがうちのサークルだった。嘘!?うちは「学生注目!!」なんてオールラウンド系のノリじゃなかったのに。もっと、地味にマッタリと良い雰囲気だったのに。時代は変わりけり。


4月5日(木)

中学3年の女子が塾の玄関のドアを開けるなり僕を呼んだので振り向いてみると、デニムのミニスカートを穿いていた。上もデニム。背景は夜なので当然真っ暗。黒と青のコントラストである。「どう先生?」と聞かれたので、正直に「寒そう」と答えた。僕は現在風邪を引いているのである。見ているだけで背筋が寒くなる。が、直後、「バカー!」と思いっきりバックで頭を殴られた。ひどい。僕はお世辞を言うのが下手だと知っているはずなのに。


4月4日(水)

布団で寝ていると、遠くから懐かしい音楽が聞こえてくる。あれは南国少年パプワ君だろうか?・・違った。妹が先日撮ったハレグゥのビデオを見ていたのだ。それにしてもオープニングの曲調が似ている(出だしの部分が)。まあ同じエニックスだから問題ないのだろうか。ハレグゥは結構好きなので、テレビ版には期待。頭を使わずに単純に笑えるノリで製作してもらいたいものである。願わくば守護月天の二の舞にはならぬように・・


4月3日(火)

どうも巨人の投手の継投が悪い。岡島をストッパーにするはずなのに、負け試合で登板させたり(阪神戦の初戦)、中継ぎの予定だった条辺を最後まで引っ張ったりと実にいいかげんである。条辺の場合も、継投の意味を考えたら8・9回は変えるべきだった。中途半端に「中継ぎ」「ストッパー」「敗戦処理」を混同すると選手本人の意識的にも良くない。


4月2日(月)

先日は深夜2時にテ○ビ東京でやった某アニメのスペシャル版を見るために寝ずに起きていた。そこに過去のアニメ版では登場しなかった某キャラが出るであろうということが予見されたからであった。そのためだけに深夜まで起き・・見事に今日は寝坊&風邪をひいてしまった。あやうく塾のバイトにも遅れるところであった。キャラ1人の為に現実世界で混乱を巻き起こすところだった。反省。でも、某キャラの扱いがあまりよろしくなかったので、少々不機嫌。
ニャモはもっと(以下略)・・・


4月1日(日)

本日は大学の入学式があった。とはいえ、僕は学士入学。18歳(一部それ以上)の若者の中に混じって、しかも僕自身が5年前に出たことのある入学式に出る気などさらさらない。学生証をもらいに事務所に行ってさっさと退散を決め込んだ。・・が、サークルの勧誘に巻き込まれる。全くひどい目にあった。

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