沈思黙考

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6月30日(土)

ルックスは人生に影響があるのか。アメリカの大学で行われた面白い実験の本を読んだ。ある学部を対象に、そこの学生の容姿を1(最低)〜7(最高)に分類した。観察者の主観の影響を抑えるため、ランク付けは多数の学生に依頼し、その平均を取った。そして対象者が大学を卒業して15年経った現在、彼らがどういう環境にあるかを調べた。その結果、面白いことがわかったのである。
女性の場合、職業・年収・環境共に容姿ランクと大体比例しているのである。ただし、ここでいう高環境・高職業とは俗に言う「一流企業」「高級邸宅住まい」等を指すものとし、本人の満足度は除外する。
・・とりあえずアメリカの場合、美人は得のようである。


6月29日(金)

埼京線に女性専用者がお目見えするそうである。夜の下り電車の最後尾が該当車になるようだが、その車両は僕が利用する駅で、最も階段に近い箱なのである。深夜に帰宅するときは面倒だなぁ。一番近いドアを敬遠しなければならないなんて。もっとも、これで埼京線も日本一の痴漢列車という汚名を挽回できるようになるのではないか。が、埼京線には日本一混雑する列車という異名もあるので、そちらも何とかしてもらいたい。


6月28日(木)

連続して妹ネタ。学校帰りに「ドロボウ」と叫ぶ声がして(実際は引ったくりのようである)振り向くと、老婆からバックを奪った少年が走っていくのが見えたそうだ。そこで、自転車で追いかけて犯人をはね飛ばしたのである。そこに警官がきて逮捕。うちに感謝状が来るそうである。なんか、妹の人生はイベントが盛りだくさんでうらやましいなぁ。・・なんか、最近他人の人生をうらやんでばかりだ。いかんいかん。


6月27日(水)

うちにサクラ大戦3が郵送されてきた。どうやら妹が国府田マリ子のやってるラジオ番組で当てたらしい。今年に入ってすでに3件目。ラインナップは「Never7」「此花」「サクラ大戦3」である。妹の趣味がわかる(というか、僕と似てる)というものだが、うらやましい。何故にこんなに懸賞に当たるのか。変わったPNだから目立つのか(そんな馬鹿な)?
声を大にして言おう。マルクスは死んだと!


6月26日(火)

塾の生徒(中3男子)と進路の話をしていたとき、大学に行くか行かないかという話になった。
「大学って必要あんのかなぁ?」
「職業によるよ。場合によっては専門に行ったほうが、何倍も役に立つこともあるし」
「親は行けって言ってるんだよね。普通の会社だったら大学に行ったほうがいいらしいし」
「会社員ならそうかなぁ。他に大学のメリットって言えば・・」
「そうそう先生!大学生って、タバコ吸っても怒られないんでしょ」
「は・・?まあそうだね。中高生は駄目だけど」
じゃ、俺大学に行くわ
ち、中学生ってカワイイ。


6月25日(月)

PCのチェックを開始。どうやら内蔵されているモデムの調子がおかしいらしく、発信音が出なくなっているようである。・・3月前に買ったばかりの新しいパソコンなのにどういうことだろう。設定をいじくってもエラーは解消されないので、モデム自身に問題があるのは確実だろう。幸い給料が振り込まれたので、モデムの交換ならできるのだが、作業をする時間が取れるかどうか・・


6月24日(日)

パソコンの調子が悪いので、しばらく更新できそうに無い。ここは日記だから自己満足のために毎日書くけど、ネット上では更新されることが無くなるだろう。早いうちに復活したいものだ。掲示板だけなら大学のPCからいけるんだけど・・


6月23日(土)

妹が懸賞に当たったらしく、ドリームキャストのゲームが郵送されてきた。妹は別に懸賞マニアというわけではなく、送る葉書も一通である(懸賞に情熱を燃やす人は、同じ懸賞に何通も送るらしい)。なのに、もう4回も懸賞に当たっている。僕は23年間一度もないのに。うらやましいなぁ。僕も気に入った懸賞には応募しているのに。


6月22日(金)

主婦はその生活形態ゆえ、情報が偏りやすいという(専業主婦は言うまでも無く、兼業主婦も、男性職ほどは対外活動をしない狭いコミュニティでの仕事が多いらしい)。そのため情報を過信(盲信・・というか、半分洗脳)しやすいそうだ。教育ママも一種の教育妄想(ヒステリー)だろう。特に厄介なのが、中途半端な科学信奉者。学歴の高い母親がなりやすいらしい。全ての根拠に「科学」を求め、少しでも科学的根拠があれば絶大な信頼を寄せ、「科学」が無いものに嫌悪感を抱くという。
先生が語った実例として、幼稚園でイソップ童話を話したところ、園児の母親から「ネズミやライオンが喋るわけないのだから、そういう話は止めてほしい」とクレームが来たとのこと。この親に育てられる子どもはどう育つのだろう。コワイコワイ。


6月21日(木)

僕はいつも平底の革靴を履いている(なかなか売っていないけど)。ところが、先日閉店バーゲンで革靴が1500円均一で売られていたため、ついかかとの高い革靴を買ってしまった。が、履きづらくてしょうがない。特にバス・電車に揺られるときである。足の重心を上手く傾けることで力を散逸し、揺れる車内でバランスを取るのだが、ヒールが高い靴の場合、接地面積が小さいためバランスがとりにくく、よろめきやすいのだ。女性はハイヒールを履くが、よくバランスが取れるものだと感心してしまう。


6月20日(水)

新聞に、大学生と若手自衛官が討論会をやったという記事が載っていた。関係者が言うには、「大学生といえば反安保&自衛隊の象徴であり、彼らと討論できる日が来るとは思ってもいなかった」とのこと。時代は変わる。固定されたイメージが先行することは、時として新しいものの台頭を阻む抑止力ともなるということだろう。新しい風をこれからも臨みたい。


6月19日(火)

今日は久々の安息日。忙しい仕事から解放され、たまにはサイトの更新等をしようと思っていたのだが、うっかり昼寝をして起きたら夜だった。再び更新ならず。現在、蜀人列伝の更新ペースは1月当たり1人だが、この分だと全員の紹介が終わるのは50年後になってしまう!もう少し頑張らないと。


6月18日(月)

一番辛い授業のテストが前期は無いことが判明。レポートのようだ。助かった・・


6月17日(日)

先生の話で、イギリスに行ったときに「青りんご」を買おうとして「Blue apple」と言ったら怪訝な顔をされたというのだ。確かに日本では「青葉」「青信号」に始まるように、青が緑を指すことが多い。これはどうしてなのだろう。思うに、本来「青」は「Blue」では無かったのではないか。「蒼」がそれに相当したのである。「青葉」「青年」「青りんご」等から推察できるように、「青」には未成熟の意味がある。つまり、「若葉の色=青」であり、それが濃くなったものが緑なのではないか。それが何らかの過程で昔の「青」は「黄緑・萌黄色」と表現するようになったのではないか。
「青」が「Blue」と結びつき、「蒼」がすたれた経緯は不明だが。


6月16日(土)

相変わらず巨人の投手の起用法は不思議なものである。條辺をロングリリーフさせているのだ。調子がいいから投げさせたのであろうが、條辺の役割はそんなものではない。確かに他のリリーフ陣に信用が置けないのはわかるが、それでも負けたとしても起用法は崩すべきではない。一人のエースに負担を強いると、今は勝てても、後に條辺が疲労で壊れたときに取り返しのつかないことになってしまう。野球は一人のスターに任せるべきでないのに、わかっていない。まあ、監督自身がその一人のスターだったから、その思想であることは仕方ないのかもしれないが。


6月15日(金)

テストまで一ヶ月。そろそろ準備をしておかなければ。前期の試験が終わったあと、1ヶ月おいて9月には私学適正検査がある。私学適正だけ全力でかからないと一生を左右してしまうので気を抜くことができない。厳しいシーズンになりそうだ。が、ゼミの合宿と検査の日が重なりそうな予感。ゼミ合宿欠席か・・先生には出るように言われてたのに。
本日の文化人類学の授業で性同一性障害の話をやったが、そのときに事例として出たのが「すとっぷ!ひばりくん」。さすがに驚いた(笑)。が、先生の板書によると「天才漫画家江口寿史が書いた、漫画史に残る名作」らしいが・・それはどうかと思う。それにしてもあの先生は諸星大二郎とか、渋い漫画家をついてくるなぁ。


6月14日(木)

僕が参加していた高校野球道2000の大会を開催している人のパソコンがクラッシュし、大会が中止&無期延期になってしまいました。シクシク・・せっかく順当勝ちしていたのに。最近更新が無いからおかしいとは思っていたのですが。パソコンの冥福を祈ると共に、管理人氏には頑張って復活してもらいたいです。夏のボーナスまでPCを買うゆとりがないと言っていたので、次回開催は夏か秋以降か・・


6月13日(水)

再び大阪の事件。昨晩、掲示板に「加害者の家族へのケアが不十分」という主張をしたが、今朝の朝刊にはそれを裏付ける記事が載っていた。「父親や元妻を困らせようと思った」という記述である。確か別の事件の容疑者も似たようなことを言っていた。ここ10年近く、こういう動機の一つにこれを挙げる事件が増えているような気がしていたが、ついに確信した。
「自分の家族を困らせるために事件をおこすことは、充分動機になり得る」と。
僕自身も小学校時代に、親と喧嘩したときに似たようなことを考えていたのでわかるのだが、日本は犯罪者の家族への風当たりが強い(外国の知識が無いので、比較はできないのだが)。加害者本人ならともかく、その家族までもが結婚・就職等で差別を受ける。和歌山のカレー事件では容疑者の家が放火にあった。なのに犯人が検挙されたという話は聞かない。許していいのか?
また犯人等に石を投げる人を「憤りがなした」として同情する場合が多い。被害者の家族ならわかるが、関係ない市民が石を投げるのは問題ではないのか。加害者の家族は、大衆のストレスのはけ口ではない。これはマスコミに作られたいじめである。
この状況が続く限り、容疑者が周囲への報復として、周囲の人生を閉塞させるために起こす事件は続くだろう。現状では、これが「相手を殺さずに、一生苦しめる方法」になってしまっているだから。


6月12日(火)

掲示板にも簡単に書いたが、大阪の事件で容疑者が語った「エリートの子どもを殺せば死刑になれる」について考えてみたい。どうして「エリート」をつける必要があったのか。大阪教育大附属は名門校であり、同校がターゲットとなった一因と取れる発言である。現行法について言えば、富豪を殺そうが貧民を殺そうが、状況が同じなら罪も同じはず(天皇家が対象の場合は微妙に違うかも・・)。
容疑者の発想は、まるで時代劇で武士が町民を殺しても切り捨て御免だが、その逆は大変なことになるという発想に近い気がする。もしくは、貧民が富豪に、民衆が権力者に抱く、一種の先行したイメージの慣れの果てなのではなかろうか。
「弱きを助け、強きをくじく」は間違いではないが、それが無条件で「警察・役人・エリート」といった権威に対する反感につながるのは良い傾向ではない。今回の事件は、そんな「下の上に対する歪んだ感情」も背景にある気がする。


6月11日(月)

今日本屋で、コーエーの信長の野望嵐世記の武将ファイルを見かけた。相変わらずコーエーのガイドブックはゲームを一度やった人ならすぐわかることしか書いておらず、どこが攻略本なのかわからない(・・いや、ガイドブックなら初心者のガイドしかする必要ないのかも)が、武将ファイルだけは別である。今回の作品では1500人近い武将が登場し、彼らの列伝を全て掲載しているとあれば、ハッキリ言って、そこらの歴史参考書を読むより何倍も役に立つであろう。むしろ辞典である。そういう意味で、武将数が多い三国志Zの武将ファイルも評価が高かったりする。まだ見てないけど。・・その前に、売ってるかな?


6月10日(日)

最近疲れていて、ここの日記を書きながらもアップをしていなかったことに気づく。自分のパソコンの中でデータを更新しても、それをFTPでアップロードしなければ意味がないのに・・
BGMとして三国志Zの曲とかが大好きなのだが、難しくて僕の実力では耳コピできない。もっと僕にも能力が欲しい。


6月9日(土)

バイト先の塾で重要な任務を受けた。夏期講習の単科講座を1つ僕にやらせるというのである。通常の講習授業ではバイト学生も多いが、塾の顔とも言える単科をバイトにやらせるとは聞いたことがない。責任重大。テキストも自分で作るらしい。大学のテストを1ヶ月後に控え、テキスト作りのほうでも頭がいっぱいになってしまった。ああ飽和状態。


6月8日(金)

教育関係者なら、誰もが考えさせられることになったであろう、今日の事件。「閉鎖的体質」と批判されてきた学校教育をオープンにするため、実験的に地域に開かれた学校づくりが提案されている。例えば、申し込めばいつでも授業参観ができるなどである。とくに教育大系列では先駆け的にこうした試みを実践している。今回はそれが仇になったのであろう。防衛の名のもとに、再び閉鎖体質に戻らねば良いのだが。


6月7日(木)

高校野球道ネタだが、先日行われたルーキーリーグBブロックで、僕が作成した「早大学院(4年目)」が初戦で5−0という圧勝を収めた。Aブロックでは僕の作成した「大久保工科大附」がすでに決勝リーグ進出を決めており、このまま上手くいけば決勝リーグ4チーム中、2つを僕のチームが占めることになるかも。頑張ってもらいたいものだ。


6月6日(水)

先日、雨が降っているせいで自転車を駅に置きっぱなしにしていたのをすっかり忘れていたため、学校に行こうと家を出た時間を誤ってしまった。自転車があれば駅まで10分。歩きだとその2.5〜3倍はかかるのである。全速ダッシュで危うく埼京線に飛び乗ることに成功し、授業に遅刻しないですんだ。日常的な記憶に空白が生まれるのは歳のせいなのだろうか。


6月5日(火)

とりあえずサークルで昔発表したレジュメをこのサイトにも掲載することに問題はなさそうと判明したので、このままコンテンツを充実させることに決定。ファイルを変換して整えるのも楽ではないので、3日〜1週間に1回くらいの頻度でコンテンツの更新ということになりそうだ。とりあえず6月の間は「蜀人列伝」の方は進めなさそうである。レポートもあるし。


6月4日(月)

期限一週間で、日韓歴史教科諸問題に関するレポートが出された。あの先生はどう考えても「つくる会」反対派に見えるから、とりあえず妥協・寛容するような文面もタブーであろう。「是非」を聞くレポートほど書くのに困る課題は無い。今回はまだ頭の中で整理がついていないからともかく、もし先生と意見が対立する場合、どうレポートにまとめろというのか。反対意見には機嫌悪くなりそうな先生だし・・でも、あの先生の意見の中には、たまに「坊主憎けりゃ袈裟まで」的な重箱をつつくような指摘もあるから、それを反論に使いたいところではあるのだがなぁ・・


6月3日(日)

もういらなくなったゲームの類を中古屋に売りに行ったことにより、臨時収入8400円を得る。これでとりあえず2週間は食事に困ることがなくなりそうだ。ただ、自分の資産を資金に変えて生き延びるのは、蟹が自分の足を一本ずつ食べているようで、不吉な予感がしないでもない・・冠婚葬祭の連続で、こんなに我が家の資金が飛ぶとあらかじめわかっていれば(不可能だが)、国民年金を一括払いなんてしなかったのに。


6月2日(土)

とりあえずサイトの充実を図るため、昔のレジュメをいくつかアップしてみることに決定。サークル側に文句を言われたら、そのときに削除すればいいわけだし・・7月4日のサイト公開記念日に野望の一つを成就するためにも、コンテンツの質・量の増強に励むとしよう。まあ、あのレジュメでサイトの質が向上するかは疑問であるが。


6月1日(金)

電撃G’sマ○ジンの「G」って、Girlじゃなくて、Game(Gamer?)の略じゃないか!?騙したな、妹よ。・・いや、素で騙されるこっちも馬鹿ですけど。眠かったし。昨日の勘違い日記を削除したいけど、勘違いしたのも事実だから消さずにとっておき、将来の反省材料としよう。
ついでに、コッペリアの柩のCDとAIR本を買ってきて見せてくれたから、妹も許そう。

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