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6月30日(日) 義理と人情の板ばさみ。自分はやるまいと決意をしたのに、友人に頼まれると決意が揺らぐ。いや、それでも自分に立てた誓いは守らねばなるまい。例え友人からの評価が下がったとしても。つらいものです。 6月29日(土) 小学生3年生を相手に授業しました。こんなに低年齢の生徒を教えるのは初めてです。 ・・つらい。ところで、デシリットルって日常生活じゃ滅多に見かけないですよね。どうせなら最初からmlやclを使えばいいのに。 6月28日(金) どうも昨日の夜から体調が優れなかったのだが、高熱を出してダウン。夕方になって少し回復したので、ここの更新をしてみる。来週はサークルの発表レジュメのほかにもレポートが3つほどあるのでつらい。 6月27日(木) 学校でバッタリ殷周神官大兄にエンカウントし、そのまま拉致→小部屋に監禁。 ・・もとい、強引に誘って、三国研の例会を見学していただいたのである。サークルの伝統は上下間のパイプも必要だと思うし、OBの人が気軽に後輩を訪ねていける環境作りも重要だと感じている。突然10年以上前の方が来訪したとしても楽しく交流できる雰囲気が理想。 6月26日(水) 子どもの情報格差を解消するためにも、小中学校でインターネットの使い方・ネットマナーなどを授業で扱うことは必要だと思う。しかし、そこには大きな問題がある。家庭科の教科書にはミシンの使い方などが載っているが、パソコンではそれが出来ない。例えば車はメーカーが違っても、ハンドルやアクセルやブレーキの位置や機能は統一されている。しかし、パソコンではどうだろう。WinとMac、IEとネスケのように、ここが全く違っている。すると、「ネットの見方」ではなく「IEの使い方」の授業になってしまい、公の教科書が私企業の商品を扱うことになってしまう。 「今の時代、学校でやらなくても子どもは自然にPCを覚える」という発言は、経済格差を無視した金持ちの意見だと思う。 6月25日(火) 激しく自己反省。今日の塾の授業は大失敗であった。授業設計に対して予想外の生徒の反応。それが予想を超えるものであったため、建て直しに失敗してズルズルとヘボい授業が続いてしまった。 6月24日(月) 特例だらけの学生生活。僕は普通の学生とは違い、学士入学(社会人入学みたいなもの)である。なので、事務所の書類や掲示は他の学生とは別になる。それは生活に支障がないので問題ないのだが、たまーに事務の手続きが煩雑になることがある。いわく、通常の処理と違うので手間がかかるとのこと。 6月23日(日) ついに電子辞書を買う。2万円強なり。これで学校に行くとき、わざわざ重いジーニアスやら金田一を持っていく必要がなくなったわけである。ただ、本の辞書のメリットもある。ある目的の単語を調べている間に目にした単語を覚えたりといった具合である。 6月22日(土) インターネットが氾濫して情報があふれかえる世の中に、特許や著作権が存在するのが嫌い。 6月21日(金) 以前(5月17日から20日あたりの沈思黙考を参照)、僕が相手を説得するときに用いた攻め方は、ソクラテスの知的探求方に似ているなぁと思った。授業でソクラテスの対話術を学んだのだが、彼の論法は以下の通りである。 @対話相手が命題Aを主張 僕の「まず相手の枝葉を切り取って、ラストはカウンター」に序盤が似ている。カウンターの際にBの技法を使うこともあるので、僕は知らず知らずのうちに、ソクラテスの方法を身につけていたようである。何だか嬉しい。 6月20日(木) パソコンで文章を打っているときに必ず発生するであろう、誤変換。最近面白かったものとしては、 @教職科目のリストを作っていて・・・正「公民科教育法」→誤「皇民化教育法」 A中学理科(化学)のテキストを作っていて・・・正「酸化還元反応」→誤「参加韓玄反応」 6月19日(水) 相手「トルコ戦見てた?」 僕「ううん」 相手「なんで(日本の)応援しないんだよ!?」 →(僕の心の声)興味ないからに決まっているでしょ・・ サッカーをジャイアンツに置き換えてみましょう。 僕「巨人戦見ました?」 相手「見てない」 僕「何で巨人を応援しないんですか?」 →(相手の心の声)巨人なんてどうでもいいんだってば・・ 下の理屈が破綻しているのと同様、上の会話も説得力を持たない。なのに、この論法を使う輩の多いこと。僕も、ジャイアンツが優勝したときに、興味ない他人からみてみっともなく思われるのだろうなぁと反省。常に態度は慎もう。 6月18日(火) ワールドカップがついに面白くなってきました。僕のワールドカップに対する興味はここから始まるのです。 今回のワールドカップは日韓共催という意味不明な玉虫色の決定でした。一応、これを契機にして日韓両国の関係はやや改善の方向に向かっています。それ自体はとても良いことだと思っています。実際、日本と韓国はどちらも足並みをそろえたかのように勝利し、両国は大いに盛り上がりました。 次の韓国戦を日本人のどれだけが応援し、協力するか。共催の成否はそこにかかっていると言えましょう。僕はサッカーには興味ないので、応援せずに傍観する予定ですけどね。 6月17日(月) 授業でドイツの異文化教育の話が出て、ドイツの中学3年の政治の教科書を読みました。すると異文化教育の章の項目として、
となっています。これは中学生がやるにはあまりにもリアルすぎます。逆に、リアルだからこそ身近のドス黒い問題を自分なりに考察できる仕組みになっているのです。これを日本でやったらどうなるでしょう?
日本では在日とか部落とか、公機関が扱おうとしないタブー状態だらけなのに、ドイツ式だとこんな感じで教科書にしてしまうのです。扶桑社の教科書で揉めたことが馬鹿馬鹿しくなる勢いです(なので、上記のドイツ型歴史教科書の日本版は絶対に発禁処分であろう)。 ・・でも、ドイツはヨーロッパ哲学がしっかり国民の背景にあるからできるんだろうなぁ。アジア精神文化では実現は難しそう。 6月16日(日) 自分にとって都合のよい夢を見てしまいました。昨日の夜、塾から帰ったあと疲れていたので少し仮眠をとりました。夜中の1時前に起きてやっつけ仕事を片付けた後、携帯電話を見ると、塾の先輩講師から着信履歴が入っていました。夜中にかけるのも悪いと思ったので、日曜日に起きたら電話をしようと思い、布団につきました。 起きたのは10時30分でした。僕は電話のことを思い出し、先輩に電話をかけました。先輩の話だと、昨日塾から帰るときに一緒に食事をしようと思って、僕を呼び出す電話をしたとのこと。「じゃあ、今度食べに行きましょう」と言って電話を切りました。また眠くなったので、少し目をつぶりました。 起きたらちょうど正午でした。顔を洗い、着替えて何気なく携帯電話を見て・・僕は愕然としました。先輩講師にかけたはずなのに、発信履歴が残っていないのです。相手からかかってきたのかと思い、着信履歴を見ても、昨晩以来着信はありません。 つまり、上の斜線部分のできごとは、僕の夢だったのです。まぎらわしい。というより、リアリティがありすぎです。履歴が残っていなければ、僕は勘違いしたまま過ごしていたはず(もっとも、相手から依頼が再びくるとは思いますが)。なんだか怖いなぁ。短編SFみたいな話です。 6月15日(土) 昨日の続き。この事件以来(いや、もっと前からあったか)情操教育の必要性が叫ばれています。ですが、僕の考えとしては、情操教育を学校でやることにはあまり賛成しないのです。別に「情操教育→思想統制→軍国主義復活」とバカの一つ覚え的にほたえているわけではありません。ただ、「情操教育→思想統制」の可能性は否めないと感じているのです。 「人を殺さない」「他人のものを盗まない」といった低次レベルなら、ほとんどの人の価値観は共通のはずです。ですが、もっと高次な価値となると、まさに千差万別になります。学校で情操教育するということは、一定の価値観を定めることになります(「偏向した平等」を建前としている現状の場合、例外なく公立は一律の基準を定めることになりかねない)。もちろん、時代が変わって、公立校でも自由裁量が認められるようになればわかりませんが。 6月14日(金) 池田小の事件の裁判がありました。そこでの被告の言葉 「反省していない」 不謹慎かもしれないが、こんなに笑ってしまったのは久しぶりです。これが本当の人間の言葉だと思うからです。「狂人を装って減刑ねらい」という評もありますが、僕はこの「反省していない」を彼の心の言葉と信じたい。 被告の生い立ちとか情状酌量の余地は無し。真性の犯罪人として、理性・規範を超越して自分の欲求を優先した彼に最大の敬意を表して、規範の象徴たる極刑を望みます。 6月13日(木) 久しぶりの秘蜀分析です。昔の恥ずかしいレジュメを再構成しました。でも、まだ構造欠陥があったので、そこも少し修正(したつもり)して掲載します。諸葛亮の熱狂的ファンが見たら刺殺されそうな勢いです。でも、うちのサークル的には普通のノリでした。 6月12日(水) ついにAZD計画が1つの障壁を乗り越えた。試作品の完成である。これは失敗に近いが、これを糧にして至高のDVD+Rを完成させたいものである。それにしても、30分番組を編集するのに何時間かかったことやら・・。 6月11日(火) 週2回の例会を、現会員4人でまわすのは大変だろうということで、1年振りにサークルでレジュメ発表を行うことになりました。昔の作品のリメイクです。もともとがひどい作品だったので、手直ししきれず、構造的な欠陥を後輩に見破られてしまいました。激しく反省。それでも、ダメな部分をはっきりダメと言ってくれる人がいるのはとてもありがたいことです。 6月10日(月) 偽愛国者は嫌いですが、サッカーが嫌いなわけではないので、サッカー評。ロシア戦では稲本ばかり注目されていますが、中田のパスカットが僕には光って見えました。昔の日本のサッカーレベルを考えると、相手のパスをカットしたり、タックルでボールを奪ったりできるようになったなんて信じられないのです。日本も強くなったものです(それともロシアのパス回しが弱かっただけとか)。 6月9日(日) サッカーの話で盛り上がっているので、少しは話題に触れることにしましょう。 僕は、サッカーに熱狂している日本人が大嫌いです。もとい、「こんな時期に日本を応援しないなんて非国民」的な発想をする人間が多いので嫌いなのです。サッカーが好きな人は応援すればよい。見たくない人は見なくてもよい。僕は他人にジャイアンツの応援を強制しません。 6月8日(土) 昨日UG宅で読んだネッ○ランナーに惹かれて、もといおまけのプラモデルに惹かれて衝動買いしてしまった。880円だからそんなに痛くは無いが、精神的に痛かったりする。それにしてもネット○ンナーはすごいなぁ。初心者に中途半端なアングラの知識を植え付けてどうする気なのだろう。あれでは火傷する人が増えるだけだと思うのだが。 6月7日(金) 学校帰りに偶然UG兄・肘兄・おれさま大兄と出会い、夕食を食べ、UG宅を奇襲。まったりと過ごす。 6月6日(木) 何というか、教育は難しい。どんなに壮大な理念を掲げようとも、実行が出来なければそれはただの妄想である。逆に、根幹となる理想や信念も無く、その場限りで動くのもバカである。 6月5日(水) 僕は細身のサーベルを握っていた(いや、レイピアか?)。そこは戦場。でも相手は戦車やマシンガンを装備している(爆)。もはや絶体絶命の窮地である。そこで覚悟を決め、剣を捨てて敵の前に立ち手を広げる。で、無数の弾が体を貫く・・ そこで目が覚めた。何という夢を見たのだろう。別に最近戦争映画を見たわけでも、本を読んだわけでもない(あ、三国志は一応戦争ものか)。せいぜいサラリーマンの喧嘩を止めたくらいである。それにしてはずいぶんと殺気だった夢である。小さいときから崖っぷちで他人に突き落とされたり、後ろから斬られたり、友達に刺されたり撃たれたりする夢を見たことはあるが、自分から死にに行く夢ははじめて。何かの暗示なのだろうか? 夢占いの趙直はいずこに! 6月4日(火) うちに大量にあったサークルの過去の遺産を部室に運び、大掃除を敢行。 6月3日(月) 高校生に数学を教えるのもなかなか楽しい。本来僕は「『理科と数学』といわれたら、理科。『中学と高校』といわれたら中学」を選択するタイプなので、今の仕事は僕の望む中では最低ランクにある内容なのだが、それでも楽しい。 6月2日(日) 部屋の片付けをしていたら、中学校時代の生活ノート(先生との交換日記みたいなもの)がでてきた。マメな先生だったので、毎日全ての生徒の生活ノートに1行レスをつけていたのである。自分が教師を目指す立場として考えてみると、その労力はいかばかりであろう。プロの凄さを改めて感じた。 6月1日(土) おお、高校生がチラシを見て、説明を聞きに来てくれた。親御さんも一緒だったので、面談をすることになる。実は、親御さんも含めて生徒と面談するのははじめて(バイト学生が面談をするのもどうかと思うが)。 |