沈思黙考

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12月31日(水)

いろいろあった2003年も今日でおしまい。

大学生・塾講師・高校講師の3足のわらじの生活はさすがに厳しく、秋以降はサイトの更新もままならなくなってしまいました。それどころか3足のわらじの方にもほころびが。来年は塾講師と高校講師を切って、一年間大学生として自分のスキルアップに専念する年にしたいものです。魏延クイズも完成させたいですしね。


12月30日(火)

用事があったので、紺碧の空兄に電話。

伊比「もしもし、伊比ですが・・」

紺碧「東方妖々夢ですか?

まだ何も言っていないのに、いきなり決め付けてくる。

伊比「いや、ちょっと違うんだけど」

紺碧「東方の新作ですね。言われると思って、あらかじめ場所を調べておきました

この人は僕が「東方の新作を買ってきてもらえないかな?」と頼むのをあらかじめ予測して、すでに調べてあるというのか! さすがわかっていらっしゃる(爆)。
しかし、結果的に新作はすでに売り切れだった模様。残念。


12月15日(月)

12月24日〜1月3日の間に休みは元日の1日だけということが判明。受験生に正月は無いが、それは受験の年だけのこと。しかし塾講師には毎年正月が無いというわけで(そしてまた、この愚痴も毎年口から出ることになる)。

クリスマスに家族とケーキを食べてパーティーをし、26からは家の掃除をしながら年賀状のネタに頭をひねる。晦日はコタツに入って紅白を鑑賞し、近所の神社に除夜の鐘を聞く。朝は東京湾まで出かけて日の出を拝み、帰宅して年賀状を読む。2日はゴロゴロして3日になって新学期の準備にため息をつく。
生まれてからずっと変わらなかった、単調だが何物にも代えられない毎年の光景。
塾の講師をはじめてから7年、大学1年の冬を最後に、こんな日常は全て終わってしまった。

24,5日は塾に来た生徒にプチケーキをふるまい、26からは家の掃除もせずに冬期講習の教材準備・予習に余念が無い。晦日は正月特訓。それが終わると神社に出かけ、除夜の鐘を聞く(ここだけはこれまでと一緒)。元日は体力回復のために休養。3日過ぎたら都立高校受験の対策を協議せねばならない(ここ2年ほど都立の理科は信じられないほど簡単なので対策する必要が無い気もするのだが、それは言うまい)。

おそらく塾講師としての生活も今年で最後となろう。これが最後の奉仕だ。

僕がクリスマスや正月を削った分、1人でも多くの生徒たちに合格してもらいたいものだ。

・・・

前言撤回。大晦日に掃除をしなかったのは、教材準備だけではなく、サボッてゲームをしていたからでした(爆)。2001年12月31日の日記に書いてありますね。ハハハ・・・


12月7日(日)

うちの父親は大河ドラマが好きなので、日曜の夜はNHKに固定される。で、食事中に成り行きで大河ドラマの前のクイズ番組を見ていたのだが、そこで紙鍋の話題をやっていた。美濃紙にだしをいれて鍋をつくるというもの。水のおかげで紙が発火点に達しないので、紙でも鍋の代わりになるわけだ(アクを吸ってくれるなどのメリットがあるらしい)。

その中で、解答者の小島可奈子が「(鍋の枠に使われている)銅から鉄分が出る」と自分の答えを発表していた。

銅から鉄分なんて出てたまるか

まったく、鉄と銅は別の金属であることも知らんのか。女子アナは頭が悪くても顔と声がよければなれるのか! と憤っていたところ、横からツッコミが入った。

「アナをやってるのは小島奈津子。こっちは小島可奈子」

・・・結局、芸能音痴が科学音痴を笑っていただけなわけで、どちらも1人の無知に違いなかったわけだ。まだまだ器が小さいな、自分。


12月6日(土)

巨人に小久保が加入。ローズも来るらしい。

だが、そんなことはどうでもいい。

今年の人事で一番うれしかったことは、三沢が巨人に戻ってきたことだ。小久保もローズも江藤も清原もペタも要らない。三沢が帰ってきただけで、それでいい。


11月25日(火)

バスに乗っていたところ、前に座っている親子連れが乗り物クイズみたいなものをやっていた。
男の子は幼稚園生くらいであろうか。乗り物図鑑を楽しそうに母親と読んでいる。母親がたまに乗り物の名前を隠し、子どもが「ブルドーザー」と答えるわけだ。

母「これは何?」

子「・・? カレーバス」

カレーバス?? 先日、ベーコンエピをベーコン海老と見間違えていた僕は、またボケ耳が始まったのかと思った。しかしそうではないようだ。確かにカレーバスと言っている。カレーライスの屋台か何かだろうか。興味を覚えた僕はチラッと本を覗いてみる。

はとバス(昔の黄色いタイプ)でした。

ああ、黄色いからカレーなのね。キレンジャーをカレーと結びつける発想と同じなのね。すると、キレンジャーのカレー好きも、子どもにとっては自然なんだろうな。


11月24日(月)

最近、近所においしいパン屋があることに気づいて学校帰りにたまに通うようになった。
と、フランスパンにベーコンと海老が入っているおいしそうなパンが売られている。僕は海老が好きなので、即座に購入(エビクリームコロッケとかも好き)。家に帰って期待しながらパンを温めて食べてみた。

・・海老が入っていない。

確かに、名前には海老と書いてあったんだけどな。もう一度レシートを確認。

「ベーコンエ

はっはっは、こやつめ(園田三国志風に)。


11月23日(日)

日曜日なのに仕事。勤労感謝の日だというのに、生徒は教師に感謝してくれているのかなぁ ←日曜なのにかったるいと思えど、感謝しているわけがないだろう(笑)。

で、塾の帰りにフラフラと池袋の芳林堂コミックプラザに立ち寄り(家と逆方向なんですが・・)、横山光輝三国志大百科を購入。2000円と少し高価だが、横山先生の四川省紀行のDVDがついていることを考えれば、安いものだろう。DVDを見ながら僕も剣閣や蜀の桟道に行きたくなってしまった。


11月22日(土)

蜀人列伝のうち、昔の文章を再掲しました。見ればわかるとおり、とりわけ演義編の表記が現行のものとはまったく異なると思いますが、いずれは書き直す予定です。本来、すぐに書き直して再掲する予定だったものができなくなっていたのですが、いつまでも再掲しないのならば、とりあえず昔の状態のものでもいいから掲載しておこうと思い、復活させました。
個人的には簡雍の私評に思い入れが。


11月21日(金)

サイト運営とはある意味自己満足のようなものと、どこかで読んだことがある。サイトを業務の一環として行っている企業ならともかく、個人のサイトであるならば、サイトを運営するのも閉鎖するのも自分の自由ということになる。
10月から非常勤講師になり、大学生+塾講師+高校の非常勤講師と無謀なスケジュールを組んでしまい、日常生活にも支障が出る有様。やはり体は1つしかないので、どれだけ気力があっても複数を同時にこなすのは無理だということを痛感した(体力と精神力が削られる・・)。来年はやるべきことを絞るようにしよう。

そんなわけで1月ほど更新できず、三国志コンテンツにいたっては数ヶ月も放置。不定期で不完全なサイト運営に嫌気が差して、このまま閉鎖してしまおうかな・・と考えていました。

・・でも、やはり三国志は面白いですね。華陽国志を読んでいたらワクワク感とインスピレーションがあふれてくるのを認識しました。サイト運営は自己満足。自分が楽しいとき、楽しいと思ったことを書こう。毎日更新とか、定期更新というルーチンワークにはならない不定期更新となりますが、これからもごひいきにお願いします。

あ、そのまえに、高校生の2学期の期末試験を作らないと(さすがに、試験問題の原稿を落としたら洒落にならんし)。


11月1日(土)

金八先生シリーズというドラマがある。人によって感想はそれぞれだと思うが、僕はあまり好きではない。
初めて見たのは小学生のときだっただろうか。僕はそのときから「教師」も将来の選択肢の一つだったため、学校系のドラマには関心があった。しかし、あれだけは受け付けられなかった。「僕は大人になっても、金八先生みたいな教師にだけはなりたくない!」と、反面教師としてドラマを見たのである。

昔の僕は、金八そのものが嫌いだった。今になって、少し考えが変わった。すなわち、「金八を好む大衆が嫌い」というふうに。

人々が金八に憧れるのは、その熱血性であろう。努力と熱血があれば、他が無能でも良いという価値観。熱く語って説得すれば、生徒が涙を流して改心するという価値観。現実の教育現場を知っているものならば、時代錯誤過ぎて思いもつかないであろう事柄がドラマの中ではまかり通る。もちろん、ドラマなんだからファンタジーなのは仕方ない。だが、金八はなまじ学校現場というリアリティを持つため、一部の視聴者があれを現実とごちゃ混ぜにしてしまう。
よく、「最近の子どもはゲームのせいで仮想と現実の区別が」などと眉をひそめる者がいるが、何のことはない。大人だって「金八のせいで仮想と現実の区別が」ついていないのだ。この区別のついていない人間が下手に権力(市民団体とか、PTAとか)を持っているので厄介なんですけどね・・
教員の立場になってしまった今、僕がこのように書いても、「教員の甘えだ」などと、悪意やイチャモンに近い罵倒を浴びせられるのが関の山だと思うので、個人的な金八批判はここまで。

最後に1つ。
金八のような生徒指導を是とするならば、先生が道徳を語ることも是のはずである。しかし、心の教育の導入には反対するものが多い。

「しつけがなっていない!」「学校でもマナーを教えろ!」 それは結構。だが、しつけやマナーとはすなわち道徳のこと。

「国家による道徳教育反対!」「心の教育は戦前の(以下、アホすぎて略)」 ・・学校に道徳を取り入れるには、国が音頭をとらなければならないんですが。

学校教育にしつけ・マナーを期待しながら、それらを法制化しようとすると反対に回る市民たち。彼らの望みは何なのであろうか?


10月27日(月)

久方ぶりの更新になりました。実はPCを自作して、そちらに機能を移していたために更新が滞っていたのです。
7月にバイオを買っていたのですがいまいち好きになれず、友人や先輩方に買い物に付き合ってもらい、PCの自作に取り組んだわけです。買った後の組み立ては自力でやったのでうまくいかないところもあったのですが、最終的に何とか完成。

これで東方妖々夢が思う存分プレイできます。

ええ。「2.6GHzのCPU」、「512MBのメモリ」、「RADEON9000(グラボ)」、「17インチの液晶モニター」・・・

全ては、東方妖々夢をフルスクリーンでかつ処理落ち1%未満でプレイするためだけにPCを自作したのですから。
どことなく、目的が間違っているような気もしますが、信長やFFをするためにPCを新しくする人もいるのです。妖々夢専用カスタマイズされたPCを自作する人間がいたって不思議ではありますまい。

で、早速、1ヶ月ぶりにプレイ。

4面で死にました(涙)。腕も落ちたようで。

でも、「15cm×10cm」の画面サイズでプレイしたときと比べ、「34cm×27cm」でできるこの幸せ。スピーカーも重低音をカバーできる性能の良いものを買ったので、まるでゲーセンでやっているかのような迫力。自作して良かった。

・・・・・・さて、そろそろ現実に戻って卒論をまとめなければ(爆)。


10月9日(木)

横にスクロールできるマウスがあるらしい。
自分が今使用しているマウスはホイール式である。ウェブサイトを閲覧するときに横にスクロールしなくてはならないときがあるが、ホイールは縦方向しか対応していないため、横にスクロールさせたいときにはスクロールバーをつかまねばならない。せっかくのマウスの機能が半分死んでいるわけだ。横にスクロールできるマウスは誰もがあるといいなぁと思っていたものだろうが、これまで売られているのを見たことが無かった。この秋から売られたということなのだろうか? 値段や機能と相談して購入したいものだ。


10月8日(水)

近所のスーパーは夜9時までの営業。閉店の1時間前になると、生鮮食品を売りつくすために肉・魚が軒並み半額になるのである。僕は半額の肉を手に入れるべく、閉店間際に自転車を走らせていた。
と、店の手前で僕に声をかけてきたものがいた。昔の教え子が母親と一緒に歩いていたのである。持っている袋から考えて、今から僕が行こうと思っている店で買い物をした帰りと思われる。久しぶりに会ったということもあり、僕も自転車を止めて降り、挨拶した。とはいえ、僕には「閉店までに肉を買う」という使命がある。彼と話しながらも、時間を気にしていた。
「あれ、先生急いでるの?」
彼が僕の挙動に気づき、質問してきた。会話を打ち切るチャンスである。

「もうすぐ店が閉まっちゃうので、そろそろ失礼しますね」

・・と言おうと思ったのだが、

「もうすぐ肉が半額じゃなくなっちゃうので・・」

と言ってしまった。頭の中で肉の半額のことしか考えていなかったため、言い間違えてしまったのだ。恥ずかしい・・・


10月4日(土)

塾で授業が終わった後の休み時間。机に座ってボーっと休憩していたら、体に異変が。
突然、視界がぼやけて視野の20%ほどが透明になり、まるでホワイトアウトのような状態になった。一瞬、網膜剥離という単語が頭をよぎったが、目をつぶって5分ほど落ち着いたら回復した。その次の授業では胸も痛くなったのだが、その時間内に収まった。その後は特に異変も現れず、帰宅。今日は厄日のようである。


10月3日(金)

日本語の通じない子(「わかる」と「わからない」は使えるらしい)に、片言の英語とジェスチャーで数学を教える。

「えーと、分数の計算は、分子通分するから、この場合は4と6なので12にすれば・・・」

この時点で英訳不可能。通分って英語で何て言うんだっけ。分子って何だっけ。

「・・・four, six, ・・・twelve,OK?」

こんな会話と身振りだけで本当に通じていたのだろうか? 通じていたことを祈る。


10月2日(木)

電車の車内広告で、JALの宣伝があった(確か、地下鉄だったかな??)。
駅のホームにある掲示板に伝言が書き残してあるのだが、曰く、
「のぞみへ。先に行ってるね(はぁと)」

なかなか痛快な広告である。ペプシとコカコーラのような明白な比較広告ではない。が、わかる人が見れば、「新幹線のぞみの増発+品川停車」に対してJALが早さをアピールしたものだと読み取ることができる。思わずニヤリとしてしまうような秀逸さである。


10月1日(水)

耳の奥のほうのカスが固まってどうにも取れない。もどかしい。あまり奥のほうをいじると良くない(特に、僕は長い間中耳炎にかかっていたので、耳が弱い)ので、耳鼻科に行って取ってもらうことにしたのですが・・・

医者「・・あれ、ちょっとカビてるね」

カビ!!??

奥にある耳垢を放置してたらカビが生えました(涙)。怖いです。とはいえ、自分で奥の耳垢を取るのは危険(鼓膜を傷つけるかも)なので、たまに耳鼻科に行って掃除してもらうようにしましょう。僕の場合は薬品を入れて全て溶かしてもらいました。

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